男の生き様、友情を熱く描いた映画「フォードVSフェラーリ」




作品概要

公開日:2019年11月15日(日本:2020年1月10日)
原題:Ford v Ferrari
配給: 20世紀フォックス
監督: ジェームズ・マンゴールド
脚本: ジェズ・バターワース、ジョン=ヘンリー・バターワー、ジェイソン・ケラー
キャスト:マット・デイモン、クリスチャン・ベール、ジョン・バーンサル、カトリーナ・バルフ、トレイシー・レッツ、ジョシュ・ルーカス

2020年のアカデミー賞で賑わせた「フォードvsフェラーリ」を観た。
最高に熱い映画だったので、是非とも紹介したいと思う。

本作は、2020年に行われた、第92回アカデミー賞で4部門(作品、音響編集、録音、編集)にノミネートされ、その内、音響編集賞と編集賞を受賞した作品である。

監督は、「ウルヴァリン: SAMURAI」や「LOGAN/ローガン」などを過去に手がけてきたジェームズ・マンゴールドが担当している。
ジェームズ・マンゴールドは、来年公開予定の「インディ・ジョーンズ5」の監督に起用されているなど、今後も注目の監督である。

主演はマット・デイモンとクリスチャン・ベール。
後述するが、異常なほどの役作りで知られているクリスチャン・ベールだが、本作の役作りも非常に素晴らしかった。

本作は、実際のル・マン24時間レースを舞台に、フォード・モーター社とフェラーリ社の戦いをベースにしている。
実際にあった話を脚色しているだけあって、その内容は見応えたっぷりである。

名車のGT40を始め、当時使用されていたの様々な車が実写で撮影されている。
CGなどのデジタル技術が多用される現代の撮影方法の中で、撮影監督を務めたフェドン・パパマイケルは、説得力のある映像づくりをするため実写にこだわったと言われている。
そうする事で、レースシーンでは実際の重力などが生まれ、役者も演技をする上でリアル感が生まれるようになる。

また、本作は映画評論家や批評家などから絶賛され、数々の批評価サイトで高得点を叩き出している。

それは、実写にこだわったレースシーンや、実話に基づいた人間ドラマ、その人間ドラマを見事に演じ切ったマット・デイモンとクリスチャン・ベールによって生み出されているものだと思う。

あらすじ

1963年、フォード・モーター社はさらなる巨大企業へ成長すべく、レース業界へ足を踏み入れようとしていた。
そこで、かつてレーサーとして活躍していた、キャロル・シェルビー(マット・デイモン)に、相談役としてオファーをする。
その内容は、ル・マン24時間耐久レースで絶対王者に君臨していたイタリアのフェラーリ社に勝てる車を造ってほしいという、不可能とも言える内容だった。
シェルビーは、破天荒なイギリス人レーサー、ケン・マイルズ(クリスチャン・ベイル)にこの話を持ちかける。
限られて時間、資金、そして企業の思惑。
様々な障害がシェルビーとケンに立ちはだかる中、ル・マン24時間耐久レースで勝利を勝ち取ることができるのか…。

見どころ

本作の見所はなんといっても、レースシーンである。

レースシーンでは車内だけでも手元、足元アングル、表情など様々なアングルから撮影されており、それ以外でも、上空からの映像や対戦相手との攻防、さらにはレースを見守る人々など、沢山の素材があった。

シーン毎の状況に合わせて撮影した素材を細かくつなぎ合わせる事で、観ている人々の感情を上手く揺さぶっていた。

アカデミー賞の編集賞を受賞したのも納得である。

また、役者陣の演技や演出も素晴らしかった。

作品によって肉体改造をし、激太りと激痩せを繰り返すこともでも有名なクリスチャン・ベールであるが、本作のクリスチャン・ベールも味濃かった。

本作でクリスチャン・ベールが演じたケン・マイルズは、破天荒かつ自分の信念は曲げない、ある意味曲者の役であった。
そんなケンを見事に演じきっていた。

また、ケンの妻役であったカトリーナ・バルフも素晴らしかった。
特に、ケンと喧嘩した際に怒って車のスピードを出してケンを驚かせるシーンは、レーサーの妻ならでは演出だったと思う。

息子役のノア・ジュ―プの、愛嬌がある顔立ちと、豪華俳優陣に負けない演技や表情は見所である。

まとめ

実話ベースの作品は、人間ドラマがとてもよくできており、映画としての質を高めてくれている。

男同士の熱き友情と、素晴らしいレースシーンに目頭が熱くなること間違いないだろう。

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画像引用元:公式ホームページより

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