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【2020年下半期】観てよかった映画・ドラマベスト10

下半期はブログにYouTube、また転職活動と忙しく時間が取れなかったこともあり、なかなか新作を観に行けなかった。

そんな中でも、動画配信サービスなどで観た映画やドラマから、下半期に観てよかったコンテンツをランキング形式で紹介できればと思う。

目次

第10位 イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密

公開日:2014年11月14日(日本公開日:2015年3月13日)
配給:ギャガ
監督: モルテン・ティルドゥム
脚本: グレアム・ムーア
キャスト:ベネディクト・カンバーバッチ、キーラ・ナイトレイ、マシュー・グッド、ロリー・キニア、チャールズ・ダンス、マーク・ストロング

あらすじ

舞台は1939年の第2次世界大戦禍。
天才数学者であるアラン・チューリング(ベネディクト・カンバーバッチ)は、ドイツ軍の誇る暗号エニグマ解読に挑むことになる。
エグニマは世界最強の暗号化装置であり、生成する暗号のパターンは10人の人間が1日24時間働き続けても、全組合せを調べ終わるまでに2000万年かかり、さらに、そのパターンは1日ごとにかわる。
果たしてチューリングは暗号を解読し、イギリスを勝利に導くことができるのか…。

みどころ

本作の見どころは、英国政府が50年以上隠し続けてきた実話をもとに描かれているため、内容、セリフともに重みがある。

戦時中という中での焦り、そこから生まれる人間模様、それは従来の戦争映画にはない、シーンになっている。

また本作は数々の賞を受賞し、主演のベネディクト・カンバーバッチと助演のキーラ・ナイトレイはアカデミー賞でそれぞれノミネート果たしている。

そんな二人の演技も見どころである。

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第9位 アバウト・レイ 16歳の決断

公開日:2017年5月5日(日本公開日:2018年2月3日)
配給:ワインスタイン・カンパニー
監督: ゲイビー・デラル
脚本: ニコール・ベックウィズ、ゲイビー・デラル
キャスト:エル・ファニング、スーザン・サランドン、ナオミ・ワッツ、テイト・ドノヴァン、リンダ・エモンド、サム・トラメル

あらすじ

トランスジェンダーとして生きるレイ(エル・ファニング)は、16歳になったころに性転換の手術を受け男として生きたいと強く願いようになる。
ホルモン治療の同意書を受け取った母のマギー(ナオミ・ワッツ)は、「突然、息子を育てることになるなんて…」と、レイの気持ちを理解はしているものの、心から受け入れられずにいた。
さらに、同意書には別れた夫のサインが必要であった。
様々な困難が待ち受ける中、レイは無事に母を説得することができるのか…?

みどころ

本作は、「リトル・ミス・サンシャイン」の制作陣が再集結し制作された、家族愛にあふれた物語になっている。

なかなか同意書にサインを書いてくれずにいるマギーに対してイライラが募ってくなかで、想いをぶつけあい、分かち合う姿は、母と娘の素敵な関係を観ることができる。
また、同居している祖母役をスーザン・サランドンが演じているのだが、程よい距離感でレイを支える姿は、ほんとうに素敵であった。

登場人物それぞれの葛藤や悩み、そして乗り越えていく姿は、感動と勇気を与えてくれ、心温まりストーリーになっている。

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第8位 今際の国のアリス

公開日:2020年12月10日
配給:Netflix
監督:佐藤信介
脚本: 渡部辰城、倉光泰子、佐藤信介
キャスト:山﨑賢人、土屋太鳳、村上虹郎、森永悠希、町田啓太、朝比奈彩、桜田通、三吉彩花、栁俊太郎、金子ノブアキ、青柳翔、仲里依紗

あらすじ

優秀な弟と比較され、家に居場所がなかったアリス(山崎賢人)。
そんなアリスの唯一のスクが、仲間であるチョータ(森永悠希)とカルベ(町田啓太)と過ごし時間だった。
そんなある日、いつものように渋谷駅まえで待ち合わせし、飲みに行こうとしていた最中、渋谷の街から人々が突然消え去った。
夜になりスクランブル交差点で佇んでいると、突如街頭ビジョンにゲーム会場の案内が。
指示のもと進むとそこは、生と死を分ける「げぇむ」の始まりであった。

みどころ

本作の見どころは、なんといっても映画級の規模で絵が描かれている舞台である。
誰もいない渋谷の街をオープンセットで作っていたり、VFXをふんだんに使用した絵作りになっている。

「GANTZ」シリーズや「アイアムヒーロー」、「キングダム」など過去に手掛けてきた佐藤信介監督のもとに、その無題が描かれており、次々に挑むことになる「げぇむ」の会場も、非常に豪華なセットになっている。

おそらく、映画1本分の制作費を1話あたりに費やしているだろう。

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第7位 糸

公開日:2020年8月21日
配給:東宝
監督:瀬々敬久
脚本:林民夫
キャスト:菅田将暉、小松菜奈、山本美月、高杉真宙、馬場ふみか、倍賞美津子、永島敏行、竹原ピストル、二階堂ふみ、松重豊、田中美佐子、山口紗弥加、成田凌、斎藤工、榮倉奈々

あらすじ

平成元年生まれの高橋漣(菅田将暉)と園田葵(小松菜奈)。
北海道で生まれ育った二人は13歳の時に出会い、初めての恋をする。
しかし、養父からの虐待に耐えかねて、葵は町から逃げ出す。
それから8年後。
地元のチーズ工房で働いていた漣は、友人の結婚式に初めて訪れた東京で、葵との再会を果たす。

だが、そこにはかつての葵の姿はなかった。
そして10年後、平成最後の年となる2019年。
漣と葵の物語は、糸のように絡みあっていたことに気付くのであった。

みどころ

本作は、平成という時代を生きてきた20代後半から30代前半の人に是非みて欲しい映画であると思っている。

進学、就職、恋、夢など、10代から20代にかけては色々なライフステージがあり、その時々に色濃い想いが誰しもあると思う。

僕自身も平成5年生まれであり、主人公である漣と葵は平成元年生まれのため、ほぼ同じ時を彼らと同じように過ごしてきた。そんな彼らの物語を通じ、僕自身も平成を振り返るとともに人生を振り返ることができた。

また、「めぐり逢い」をテーマにしている本作であるが、「糸」という曲、そしてこの映画をどう解釈するかも人それぞれであり、みどころである。
僕は「糸」をこう解釈している。

糸、それは人と人であり、その間にある、優しさとか暖かさである。

劇中で、「泣いている人がいたら、抱きしめてあげる」というセリフあり、この言葉がその優しさとか暖かさを体現しているように感じた。

☆原作を読む

第6位 劇場

公開日:2020年7月17日
配給: 吉本興業(もともとは松竹、アニプレックス)
監督: 行定勲
脚本:蓬莱竜太
キャスト:山﨑賢人、松岡茉優、寛一郎、伊藤沙莉、上川周作、大友律、井口理 (King Gnu)、三浦誠己、浅香航大

あらすじ

高校の頃の友人と劇団「おろか」を立ち上げ、作家兼演出家として活動している永田(山崎賢人)は、前衛的すぎる内容なため客足がなかなか伸びず、その日暮らしをしていた。
そんなある日、自分と同じスニーカーを履いている沙希(松岡茉優)をみかけ、ナンパのような形で声をかける。
戸惑う紗希であったが、優しすぎる紗希の性格故、放ってはおけず、一緒に喫茶店に行くことに。
そこで、紗希が女優を目指し上京してきたことを知る。
劇作家の永田、女優志望の紗希。
お互いに惹かれあいながら、二人の恋が始まる。

みどころ

本作の見どころは、小説から溢れ出てきた、数々の名台詞である。
徐々に変わっていく永田と紗希の関係を、見事に名台詞で彩っている。

夢を追うこと、恋をすること、生きること。
楽しいこともあるけど、同じだけ辛いこともある。

お笑い芸人になるという夢を追い続けた人だから書ける物語やセリフであると僕は思った。

「火花」の時もそうだったけど、本作は台詞一つ一つがリアルで、人間味があって、又吉直樹という人間の人生をみているような感覚にもなる。

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第5位 1917 命をかけた伝令

公開日:2019年12月25日(日本公開日:2020年2月14日)
配給:ユニバーサル・ピクチャーズ
監督:サム・メンデス
脚本: サム・メンデス、クリスティ・ウィルソン=ケアンズ
キャスト:ジョージ・マッケイ、ディーン=チャールズ・チャップマン、マーク・ストロング、アンドリュー・スコット、リチャード・マッデン、クレア・デュバーク、コリン・ファース、ベネディクト・カンバーバッチ

あらすじ

舞台は、1917年の第一次世界大戦最中。
イギリス陸軍のエリンモア将軍は航空偵察により、ドイツ軍が戦略的後退をしていることに気が付いた。
そのことを、明朝にドイツ軍に突撃予定の別部隊であるデヴォンシャー連隊に伝えようとするが、電話線が切られてしまっていた。
イギリス陸軍のトムとウィルは、エリンモア将軍に伝令を届けるよう命じられる。
トムとウィルは果たして伝令を届けることができるのか!?

みどころ

なんといっても本作の見どころは、本編全てワンカットでとられているようなカメラワークである。
実際に長回しを駆使しており、最長で9分の長さのカットがあった。
第92回アカデミー賞では、撮影賞にも輝いている。

また、僕は本作を観て、映画のすべてが凝縮されたような映画だと思った。
ロケーション、音楽、そしてカメラワーク。
そのすべてが緻密に計算されており、素晴らしい映画体験を得られるようになっている。

また、色彩表現が素晴らしく、シーンに合わせて抑揚があり、ラストシーンは主人公の感情にあった色彩とロケーションがマッチしており、非常に素晴らしいシーンになっていた。

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第4位 罪の声

公開日:2020年10月30日
配給:東宝
監督:土井裕泰
脚本: 野木亜紀子
キャスト:小栗旬、星野源、松重豊、古舘寛治、市川実日子、火野正平、宇崎竜童、梶芽衣子

あらすじ

新聞社の文化部で記者を務める阿久津英士(小栗旬)は、うだつが上がらない日々を過ごしていた。
そんな時、既に時効を迎えている未解決事件の記者として、選ばれることになる。

時は同じくして、京都でテーラーを営みながら暮らしている曽根俊也(星野源)は、ある日父親の遺品の中から怪しげなカセットテープを見つける。
そのテープの中には、子供のころの俊也の声で録音されていた脅迫文のようなものであった。
なんとそのテープは、35年前、日本中を巻き込み震撼させた驚愕の大事件に使用されたテープであった。

事件の真相に向かう中で出会う、阿久津と俊也。
事件に関わる様々な人物の思いが交錯するなか、2人は真実を解明することができるのか!?

みどころ

本作、実際にあった「グリコ・森永事件」をモチーフにしている。
そのため、話が異常にリアルで重く、一つの事件で人生を狂わされた人々の思いがあふれんばかりに描かれている。
実話ベースの話が好きな方にとっては、非常に見ごたえのある内容である。

また本作は、監督が土井裕泰、脚本が野木亜紀子というTBSドラマのヒットメーカーが担当している。
土井裕泰は近年で言うと、「凪のお暇」「この世界の片隅に」「カルテット」「逃げるは恥だが役に立つ」の演出を担当している。
野木亜紀子も近年は、「MIU404」「獣になれない私たち」「アンナチュラル」「逃げるは恥だが役に立つ」などの、話題作を担当している。
そんな2人は「逃げるは恥だが役に立つ」「重版出来!」「空飛ぶ広報室」など過去にも手を組んでおり、満を持しての映画での初タッグ作品になっている。
息の合った2人が描く世界が、「罪の声」という映画を何倍にも見ごたえのある内容にしている。

☆原作を読む

第3位 ハートシグナル3

公開日:2020年3月25日
キャスト:イ・サンミン、ユン・シユン、ハン・へジン、キム・イナ、ヤン・ジェウン、P.O(Block B)
入居者:チョン・イヌ、パク・ジヒョン、チョン・イドン、イ・ガフン、イム・ハンギョル、ソ・ミンジェ、キム・ガンヨル、チョン・アンナ

ハートシグナルとは

「ハートシグナル」は、2017年から韓国の有料テレビチャンネル「チャンネルA」にて放送されている恋愛リアリティ番組であり、シーズン3まで放送されている。日本では、ABEMAプレミアムで全シーズン、Paraviにてシーズン2まで配信している。(2020年8月時点)

男4人、女4人の計8名が1ヶ月間様々なルールのもと、共同生活を送る様子を放送している番組で、いくつかの決められたルールの中で暮らす様子が放送されているのだが、このルールが視聴者を惹きつける上手い要素になっている。

ハートシグナルのルール

・入居初日は年齢や職業を公開してはいけない
・毎日シグナルハウスに帰宅すること
・毎週1人の異性とデートができる
・最終日まで告白をしてはいけない
・毎晩12時に1人の異性にメッセージを送ことができるが、その発信者は表示されない
・入居、1週間経つとメールの受信はできなくなる

このルール内にある、夜に送るメールのことを「ハートシグナル」と読んでいる。必ず毎晩、異性にメッセージを送ることがルールになっているため、誰かが誰かのことを好きであるという状態が必ず生まれ、駆け引きや真っ直ぐな想いが他の恋愛リアリティ番組にはない面白さになっている。

また、番組の最後には誰が誰にシグナルがあるか(メッセージを送ったか)をスタジオメンバーが予想する。視聴者もスタジオメンバーと同じように予想することができ、楽しめる要素のひとつでもある。

おすすめの名場面、名シーン、名台詞

ハートシグナル3では、ほんとに名場面や名台詞が沢山あった。
やはり本当に好きな人に伝える言葉だから、恋愛映画とは少し異なり、本当に選ばれた言葉になっている。
時にはぎこちなさもあるが、それもまた良い。
僕が衝撃を受けた名台詞をいくつか紹介したいと思う。

いつも積極的なガフン

 

 
 
 
 
 
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1回目のデートは、男性陣がメッセージ付き絵葉書を書いて、誰からかわからない状態で女性陣が選ぶというものだった。

イヌに好意を寄せているガフンは見事イヌとのデート権を勝ち取ったのだが、そのデート中のガフンの台詞が魅力的であった。

イヌに「好きなタイプは?」と聞き、イヌが「明るい人かな」と答えると、「私、明るいよ」といったり、「今日のデートどうだった?」と聞き、イヌが「今日のデートで仲良くなれた気がして…」と言葉を迷ってると、「変化があったんだ?私がそうさせた?」と積極的にアピールしている。

一見、クールそうな見た目からは想像もできない、ガフンの女の子らしさと好きという気持ちが表現されていたシーンで、観ている僕もニヤニヤしてしまうようなシーンであった。

心優しいジヒョン

 

 
 
 
 
 
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イドンがの恋の行方が上手くいかず悩んでいるときに、ジヒョンがイドンにかけた言葉がとてもよかった。

でも、私はこう思うときもある。自分の気持ちが重要なのは分かる。
相手をどう思っているかというのも重要だけど、 恋愛は一人でするものではないでしょう?
相手と一緒にするものだから、 でも、相手の心の温度が何度かは分からない。
とはいえ、大体予想はできるでしょ? だから、相手の心の温度に合わせてあげるのも好意の表現の一つだと思う。
相手はあなたのことをまだ良く知らないし、自分のすべてを見せちゃうと逆に良くないと考えると思うの。
だから、長い時間で見たときに、相手の温度に合わせてあげることで、逆に思いやりを感じられると思う。
本当にその人の気持ちを得たいなら…私はそう思う。

ジヒョン自身も当時、いろいろな気持ちの中で揺れていたので、自分自身に言い聞かせているような言葉でもある。
精神科医を目指しているジヒョンの優しい言葉である。

男もあこがれるガンヨルによる名台詞

 

 
 
 
 
 
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ガンヨルは入居当初から、ジヒョンに対して好意をみせていた。
男性陣の中では最年少であり、家の中ではよくふざけている印象だが、ジヒョンの前では男らしい一面を見せていた。
そんなガンヨルがジヒョンにかけた言葉をいくつか紹介したい。

「君が来たらいいなと思ってた」
「君と会うために入居したみたいだ」
「僕はどこにもいかないよ」

まさに映画のような台詞である。

イドンの詩のような日記

 

 
 
 
 
 
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今回のシーズンでは、出演者に毎日日記を書くようルールがあった。
入居初日に、イドンがある女性に対しての想いを日記に綴っているのだが、とても美しく僕がハートシグナル3の中で一番印象的な台詞だと思っている。

真冬のコスモス 風に揺れる姿がまるで照れてる少女のようだ。

何とも詩的である。
イドンという人物が、繊細で美しい人間だということが、この詩から読み取れる。

他にも名場面や名台詞は沢山あるのだが、ネタバレ無しで紹介するのは難しいので是非観てほしい。

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第2位 劇場版「鬼滅の刃」無限列車編

公開日:2020年10月16日
配給:東宝 / アニプレックス
監督:外崎春雄
脚本: ufotable
キャスト:花江夏樹、鬼頭明里、下野紘、松岡禎丞、日野聡、平川大輔、石田彰

あらすじ

竈門炭治郎は、ヒノカミ神楽の手掛かりを求め、我妻善逸と嘴平伊之助とともに、炎柱・煉????獄杏寿郎を訪ねて無限列車にのりこむ。
しかし、杏寿郎からは一切ヒノカミ神楽の情報は得ることができなかった。
さらに、杏寿郎は炭治郎たちが乗り込んだ無限列車に鬼が潜んでいるという。
なんと、無限列車に潜んでいた鬼は、十二鬼月の「下弦の壱」であった。
乗客を守りつつ戦う中、さらに炭治郎たちのもとに「上弦の参」である猗窩座があらわれる…。

みどころ

本作は是非とも、原作の漫画を読んだことがある人こそ観てほしいアニメである。

これまで漫画原作のアニメーションをたくさん観てきたけど、本作はテレビシリーズを通じて、原作を超えるほどのスケールやクオリティになっていて、本当にそこが素晴らしいと思っている。

特に戦闘シーンは演出も映像も素晴らしく、漫画では得ることのできないものを観ることができる。
杏寿郎と猗窩座の戦闘シーンは鳥肌ものであった。

また、声優さんの演技もアニメーションならではであり、感動を増幅させている。
漫画をすでに読んでいて、内容も知っていたけど、炭治郎が猗窩座に放つセリフ、その後の煉獄との会話、そして最後の炭治郎の姿に涙せずには観れなかった。

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第1位 テネット

公開日:2020年8月26日(日本公開日は 2020年9月18日)
配給:ワーナー・ブラザース映画
監督: クリストファー・ノーラン
脚本: クリストファー・ノーラン
キャスト:ジョン・デヴィッド・ワシントン、ロバート・パティンソン、エリザベス・デビッキ、ディンプル・カパディア、マイケル・ケイン、ケネス・ブラナー

あらすじ

ウクライナのオペラハウスで起きたテロ事件に、CIAの特殊部隊として出動していた「名もなき男(ジョン・デヴィッド・ワシントン)」。
その任務の最中、時間を逆行する弾丸により、ある男に命を助けられる。
その男のリュックには、オレンジのコードが下げられていた。
しかし、任務は失敗に終わり、名もなき男はテロリストに捕まってしまう。

口を割らないためにも、毒薬で自殺を図ろうとするが、鎮静剤にすり替わっており、何とか一命を取り留める。
目を覚ました男は、ある男からミッションを与えられる。

それは、「未来からの敵と戦い、世界を救う」というものであった。
そして、「テネット」というワードを覚えおくように言われる。
名もなき男は未知の敵を探すことになる。

みどころ

本作の見どころは、演出や凄まじいアクション、CGを極限まで使用しない画作りもさることながら、ノーランという人物が思い描く時間という考えを考察することである。

僕は、ノーランの描く時間という概念を次のように考える。

過去作でも本作の「テネット」でも、ある時間軸の1点に着目して描いているのではないかと僕は気がついた。

例としてあげるのであれば、「インターステラー」でブラックホールの説明をする際に、紙に2つの丸を描き、それを重ね合わせボールペンで突き刺した演出があったが、そのような感覚である。

時間は前にも後ろにも、もしかすると横にも流れているかもしれないが、ある視点から見るとそれは1つの出来事であり、未来でも過去でもなく、1つの時間である。

「インターステラー」では、娘のマーフの部屋を物語の軸とし5次元という空間までもある日の出来事にしていた。「ダンケルク」では、3つの視点をダンケルク海岸という1つの地点に着眼させており、「テネット」では、冒頭のオペラハウスのシーンと最後のスタルスク12での激戦が同じ日であった。

これは僕の個人的考えであるが、ノーランという人物は**「時間は有限であるが、人生においてのターニングポイントであったり、重要な出来事をいかに大切にし、それに気づくことができるか」**を映画を通じて伝えようとしているのではないだろうか。

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まとめ

日本史上歴代興行収入1位を記録した「鬼滅の刃」や、数年ぶりのノーランの新作と2020年下半期も素晴らしい作作品であえた。

坂元裕二が大好きなので、「花束みたいな恋をした」が非常に楽しみである。

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この記事を書いた人

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