恵比寿駅からすぐ近くにある、居酒屋「門」。
魚介系の和食料理を中心に、日本酒の種類も豊富なお店である。そんな「門」が1年ほど前にランチの営業を開始し定食が食べられるようになった。
僕が行ったときは3月後半の春先の時期であったので、店の前に桜が飾られていた。
恵比寿にはこの時期になると明治通り沿いにある数十本の桜が咲き、晴れた日にはかなり美しい景色になる。だから桜に親しみがあるのもあり、お店への印象も自然とよくなる。
お店のなかはカウンターが数席に、テーブル席が10席程度、店の奥には20人以上座れる大きなテーブルがあり比較的広い。
そんな「門」で是非注文してほしいのが「アジフライ定食」である。お惣菜コーナーの定番料理かつ、定食のなかでも定番のラインナップであるが「門」のアジフライは一味違う。
何が違うのか、それは大きさである。
写真だけでは分かりにくいかもしれないが、一緒に写っているご飯茶碗や味噌汁碗と比べてみてほしい。
一回り、いや二回りほどアジフライの方が大きいのがみて分かると思う。
さすが、魚介居酒屋というだけあって仕入している時点でアジの大きさが違うのだろう。
大きさもそうなのが、厚さも1センチほどあり、かなりボリュームがある。
ここまで大きくて肉厚なアジフライは今まで食べたことがなかった。
一口食べるとアジの味(ダジャレみたい)が口の中で広がる。というか口いっぱいにアジをほおばることができる。
個人的はアジフライは醤油派なので調味料としてソースしかないのが悩ましいが、タルタルが付いているのでかなり高ポイントである。
もう一品おすすめしたいのが「もち豚の生姜焼き定食」である。
何がおすすめなのかというと、ここの生姜焼きはお肉がおいしい。
生姜焼き定食と言えば、ステーキサイズくらいの大きめな薄切りのお肉が一枚というのを想像すると思うが「門」の生姜焼きは豚ばら肉のようなお肉を使用している。
程よく脂がのっており、やわらかめのお肉である。このお肉とてもおいしい。
味付けは誰もが好きな一般的な生姜焼きの味付けで、一緒に炒められているナスもまた美味しい。
大盛りに盛り付けられたキャベツも、生姜焼きと合わせて食べることで食欲を注ぐ。
「門」の定食は小鉢が沢山あることも、素晴らしい点である。小鉢の一つに「本日のお刺身」が付いてくる。切り身で3枚だけだが、ランチの小鉢でお刺身が食べられるのはかなり嬉しい。
また、味付けのとろろも付く。ご飯がおかわりできるので、とろろだけで白飯が食べられる。
他にも、お漬物やお味噌汁も付く。かなり豪華なランチになる。
これだけ豪華でも値段は1000円ちょっとなのでリーズナブルでもある。
今回紹介した以外にも、「牛タンのカツレツ」や「とり天」などメニューも豊富なので恵比寿に来た際は足を運んでほしい。
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