近年、スマートフォンだけでなくMacBookなどのノートパソコンもUSB Type-Cケーブルで充電が可能になり、どんどんとUSB Type-Cの充電器の需要が高まっている。
だが、MacBook16インチやWindowsPCなどのハイパワーなノートPCには高出力できる充電器が必要であり、パワーに比例して充電器も大きくなってしまう。
ノートPCの充電器はかなり大きいし重いよね…
せっかくノートPCで身軽に行動したいのに、充電器が重たく大きいと、ちょっとカフェで作業しようと思っても億劫になってしまう。
そんな方におすすめなのが、超小型のパワーデリバリー(PD)に対応した充電器である。
今回は、世界初のQuick Charge 5に対応したBaseusの超小型100W急速充電器「GaN2 Fast Charger」をレビューしていく。
世界初のQuick Charge 5に対応
「CCGAN100」は、世界初のQuick Charge 5に対応した充電器である。
Quick Charge 5とは、米クアルコム(Qualcomm)が開発している急速充電システムのことであり、2020年に発表された第5世代目の規格である。
Quick Charge 5の特徴は、スマートフォンなどを100W超える電力で充電することができ、4500mAhを5分で50%、15分間でフル充電することができる。
iPhoneはQC5にまだ対応していないのであくまでも仮定の話であるが、iPhone12 Pro Maxが3,687mAhなので、事実上iPhoneであれば全ての機種を5分で50%充電することが可能と言える。
なんとその速度は、前規格であるQuick Charge 4の4倍の速度である。
そんな最新の技術であるQuick Charge 5を世界で初めて搭載した充電器がBaseusから発売した。
Qualcommは、Snapdragon 865/ 865 Plus以降からQuick Charge 5をサポートすると発表しており、今後発売されるスマートフォンなどの機器は続々とQuick Charge 5に対応する予定である。
「GaN2 Fast Charger」は、Quick Charge 5以前の下位互換にも対応しており、これまでのスマートフォンも充電が可能である。
クレジットカードよりも小さいコンパクトな本体
本体は、マットな加工がされており、さらさらとした手触りで高級感も感じる。
「100W」と印字されているのが特徴的である。
電源に接続すると、本体右上のランプが光るようになっている。
USB Type-Cポート部分には、「Qualcomm Quick Charge 5」と記載されている。
これだけ最新技術を詰め込んだ充電器なのに、本体はコンパクトでクレジットカードよりも小さい。
プラグを折り畳むことができ、縦67mm、横55mm、厚さ30mmほどしかない。
また、重量も178gとかなり軽量で、MacBook Proの13インチに付属している61Wの充電器が204gなので、パワーもあり軽量であることがわかる。
ちなみに、MacBook Proの16インチの充電器は96Wに対応しており、本アイテムと同等のパワーがあるのだが、重量はなんと301gとiPad miniとほぼ同じ重さである。
僕は、90Wの給電に対応したRAVPowerの充電器を持っているが、サイズは65mm×65mm×32mmで重量は195gなので、RAVPowerの充電器よりもコンパクトかつ軽量である。
E-Markerチップ内臓の充電ケーブルが付属
「GaN2 Fast Charger」には、E-Markerチップを内臓した充電ケーブルが付属している。
E-Markerチップとは、USB3.1以上に対応するUSB Type-Cケーブルに内蔵されているICチップであり、機器の状態を自動で判別して最適な電力で充電できるようにしている。
僕が所持しているMacBook Proの13インチは61Wの給電に対応していたり、iPad Proの11インチは30Wの給電に対応していたりと、機器によって最大ワット数が異なる。
「GaN2 Fast Charger」に付属しているケーブルを使用すれば、MacBook ProやiPad Proを充電した際にも、適切な電力で充電することが可能である。
また、多くの充電器はケーブルが付属しておらず別途ケーブルを購入する必要があり、対応しているケーブルを探す手間もあるが、「GaN2 Fast Charger」はその必要もない。
ちなみに付属のケーブルを別途購入すると1800円かかる。
ケーブルの他に、説明書と保証書、あと公式キャラクターであろうシールが付属している。
100Wのパワーデリバリー
「GaN2 Fast Charger」をMacBook Proに接続した際のキャプチャが下記の画像である。
きちんと100Wで給電されていることがわかる。
現在は、Quick Charge 5に対応した機器が手元にないので、「GaN2 Fast Charger」の真の恩恵を受ける機会は少ないのだが、ちょっとカフェで作業する際や、旅行や出張の際に手荷物を減らしたい時などにこれまで持ち運んでいた大きめの充電器を持ち運ぶ必要がなくなった。
気になるポイント
「GaN2 Fast Charger」は超コンパクトかつ軽量で、充電速度も超早いのだが、充電ポートが一つしかないのが気になるポイントである。
スマートフォンとノートPCを複数台充電することができないので、一度に複数台充電がする必要がある方には、向いていないかもしれない。
そんな方は、Baseusの4ポートに対応している「GaN2 Pro Quick Charger」をおすすめする。
まとめ
すでに、Snapdragon 895を搭載したGalaxy S22、Xiaomi Mi 12なども発表されており、これから発売されるスマートフォンはQuick Charge 5に対応してくると考えられる。
4500mAhを5分で50%、15分間でフル充電することができるという驚異的なスピードなので、「充電し忘れた!」という緊急事態に役立つこと間違いないと言える。
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