テレワーク需要に伴い、一日中テレビ会議をしているなんて方も増えたのではないだろうか?
僕も毎日のように打ち合わせやMTGがあり、一日中テレビ会議をしているなんて日も少なくはなかった。
また、会議がない時間も集中して仕事をしたく、AirPods Proのようなノイズキャンセリングイヤホンをつけて仕事をするなんてこともある。
そんな日が続いたある日、耳に痛みを感じるようになり、とてもイヤホンをつけられる状態ではなかった。
何か代替策はないかと探してみたところ、骨伝導イヤホンに出会った。
骨伝導イヤホンは、オープンイヤーイヤホンとも呼ばれ、耳を塞ぐことなく通話や音楽鑑賞が可能なイヤホンである。
今回紹介する骨伝導イヤホンShokz (旧AfterShokz) の「OpenMove」は、エントリーモデルとなっており、必要十分な機能性を持ち合わせていても価格は抑えられている。
6時間の連続再生に対応しているため、一日中テレビ会議が続いても安心である。
デュアルノイズキャンセリングマイクが周囲の騒音を除去してくれるので、安心して相手の声を聞き取ることができる。
Bluetooth 5.1に対応しているため、大事な打ち合わせ中に会話が途切れてしまうなんて心配も必要ない。
それでは詳しく、Shokz (旧AfterShokz) の「OpenMove」をレビューしていく。
Shokzの骨伝導イヤホンとは?
Shokzの骨伝導イヤホンは、従来のイヤホンのように空気を振動させて音を伝えるのではなく、頬骨を振動させて音を伝える独自の技術である。
これにより、全く耳を塞ぐことがないので、耳への負担もなく音楽を聴きながらでも周囲の音を聴くことができるようになっている。
テレワークに最適のイヤホン
Shokzの骨伝導イヤホンは、まさにテレワークに最適のイヤホンである。
前述している通り、Shokzの骨伝導イヤホンは耳を塞ぐことがないので、耳への負担が全くない。
重量もわずか29gと空のペットボトル一本分ほどの重量しかないので、長時間にわたるテレビ会議でも疲れを感じにくくなっている。
2つのイコライザー設定で会話がはっきり聞こえる
+ボタンと−ボタンを3秒間同時に長押しすることで、モードを切り替えることができる。
スタンダードモードは音楽鑑賞時など日常的に使用する時のモードで、そのほかにボーカルモードがある。
リスニングモードにすることで通話相手の声がクリアになり、相手の声が聞こえづらい環境でも鮮明に話し声を聞くことができる。
デュアルノイズキャンセリングマイクで通話時の声もはっきり聞こえる
僕が「OpenMove」で一番驚いたのは、マイクの音質である。
通常のワイヤレスイヤホンのマイクの音質は、こもって聞こえたり、聞き取りづらかったりする。
特に大事な商談時は、自身の声が相手に聞こえづらいと相手にも迷惑をかけてしまい、気まずい雰囲気になってしまうこともある。
「OpenMove」のマイクはデュアルノイズキャンセリングマイクとなっており、周囲の雑音を除去してくれる。
また、Bluetooth 5.1を採用しており、安定した接続性を実現している。
わずか29gしかないので長時間の使用でも疲れない
「OpenMove」の重量はわずか29gとなっており、空のペットボトル一本分ほどの重さしかない。
ヘッドホンもイヤホンと違い耳に疲れを感じにくが、その代わり重量が重くなってしまうというデメリットがある。
「OpenMove」なら、耳を塞ぐこともなく、重量も29g超軽量なので、長時間使用していても疲れを感じにくくなっている。
6時間の連続使用が可能なバッテリー性能
6時間の連続使用が可能なので、1日のほとんどがテレビ会議だったとしても安心して使用することができる。
また、充電時間も2時間で満充電することが可能なので、昼休憩時に充電したりすることで、万が一6時間以上テレビ会議がある日でも対応することが可能である。
また、USB -TypeCで充電することができるのも、専用のケーブルが必要ないのもありがたい。
ランニング時に最適の設計
テレワーク時のテレビ会議にも最適であるが、ランニング時のイヤホンとしても最適である。
周囲の音がはっきり聞こえる
オープンイヤーと言われる、全く耳を塞がずに音楽を聞くことができるので、外の音をはっきりと聞くことができる。
近年はやりのノイズキャンセリングイヤホンを使用して音楽に集中しながら運動するのも良いが、ランニング中は車通りが多い場所を走ったりもするので危ないこともある。
通り抜ける自転車や車の音が聞こえるので、従来のイヤホンよりも安全である。
ランニング中もずれることがない装着感
バネのように程よく締め付ける形で装着するので、ランニング中の振動でずれ落ちる心配はない。
ランニング中どころか、頭をぐるぐる回しても、全くずれることがない。
なので、ダンスのような激しめの動きをしても、問題なく使用できると思う。
急な雨でも心配ないIP55防塵・防水
IP55の防塵・防水性能を兼ね備えているので、ランニング中に急な雨が降っても大丈夫な防水性能である。
IP55とは、粉塵からの保護と水の直接的な有害の影響を受けないほどの性能なので、雨だけでなく運動中の汗や運動場の土埃などあらゆる場面に対応している。
物理ボタンで手軽に操作できる
「OpenMove」には、右側に電源ボタンと音量の調整ボタンがあり、左側にマルチファンクションボタンという色々な操作が可能なボタンがある。
近年のイヤホンは触覚センサーで操作するタイプのものが多く、うまく操作できないということもあったが、マルチファンクションボタンは物理ボタンなので操作がうまくいかないなんてことはない。
マルチファンクションボタンは、従来のイヤホンによくある曲送りや曲戻しができる。
右側の+ボタンを長押しすることでBluetoothの接続もできる。
骨伝導イヤホン「OpenMove」の気になる2つのポイント
音漏れはどうなのか
オープンイヤーのイヤホンなので、音漏れは気になるところ。
「OpenMove」は、やはりオープンイヤーなのである程度は音漏れはしてしまう。
電車で「OpenMove」を使用した場合、隣の人にシャカシャカとした音が聞こえてしまうほどの音漏れである。
基本的には家で使用するのをおすすめする。
メガネの上からでも問題ないのか
耳にかけるタイプなので、メガネを使用した際でも問題ないのか気になるところ。
実際にメガネの上から使用してみたが、問題なく使用することができた。
コツとしては、メガネを先にかけて、その上から「OpenMove」を装着するとうまくつけることができる。
ハイエンドモデルと比較してみて
「OpenMove」はいわゆるエントリーモデルであり、「OPENRU PRO」と「AEROPEX」のハイエンドモデルがある。
エントリーモデルといっても、「OpenMove」も充分な性能であり、バッテリー駆動時間と充電時間くらいしか変わりはない。
OPENRUN PRO | AEROPEX | OpenMove | |
バッテリー駆動時間 | 10時間 | 8時間 | 6時間 |
充電時間 | 1時間 | 2時間 | 2時間 |
防水&防塵規格 | IP55防水 | IP67防水(水泳除き) | IP55防水 |
ブルートゥースバージョン | V5.1 | V5.0 | V5.1 |
重量 | 29g | 26g | 29g |
充電ポート | 磁気誘導 | 磁気誘導 | USB-C |
まとめ
今回はShokz (旧AfterShokz) の骨伝導イヤホン「OpenMove」をレビューしてきた。
軽くて長時間つけていても疲れにくいので、まさにテレワークに最適のイヤホンである。
骨伝導イヤホンに興味があって試してみたいという方は、エントリーモデルである「OpenMove」を購入したみてはいかがだろうか。
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