手が小さい僕には、近年の巨大化しているスマートフォンは少々大きく感じていた。
数年前までは、バンカーリングを使用していたのだが、ワイヤレス充電にスマートフォンが対応してからバンカーリングをしたままではワイヤレス充電ができないので、バンカーリングを使用するのをやめていた。
しかし、通勤時の電車移動中に動画鑑賞することもよくあり、スマートフォンの持ちにくさで手首を痛めてしまうこともあった。
ワイヤレス充電もしたい、でもスマートフォンも楽に持ちたい、そんな僕にまさに最適なアイテムを見つけた。
それが、Ankerの「610 Magnetic Phone Grip」。
610 Magnetic Phone Gripはいわば、MagSafeに対応しているバンカーリングである。
MagSafeに対応しているので、付け外しが簡単に行え、MagSafe充電したい時はさっと取り外すことが可能である。
付け外すことができるからといっても磁力も強力なので落ちてしまう心配はない。
それでは、Ankerの「610 Magnetic Phone Grip」を詳しくレビューしていく。
Anker 610 Magnetic Phone Gripの概要
Ankerの「610 Magnetic Phone Grip」は、直径5.9cmとiPhoneのMagSafeの形にぴったりに作られている。
僕が所持している、iPhone12 miniに装着してみても、iPhone12 miniのコンパクトを損なうことはない。
重さも28gと100円玉5枚ほどの重量で、先日紹介したMOFTのMagSafe対応スマホスタンドが40gなので、MOFTのMagSafe対応スマホスタンドよりも軽い。
また、iPhoneのシンプルなデザインを損なうことない、シンプルなデザインである。
素材はサラサラとした手触りで、手に触れていて嫌な感じは一才ない。
中央部分にあるリングを引っ張り上げると、バンカーリングのように使用することができる。
電車移動時など、5分以上スマホを持ち続けるときなどは、リングに指を通してiPhoneを持つと安定して楽に持つことができる。
平置きで使用した場合でも、バンカーリングと異なりリングを完全に折り畳むことが可能なので、ぐらつくことがない。
スタンドにもなる
「610 Magnetic Phone Grip」は、スマホリングだけでなくスマホスタンドとしても使用することが可能である。
リングを取り出して、横置きにすることで動画視聴時にピッタシの角度で置くことが可能である。
リングを下向きにして置くと角度を高くすることができ、リングを上向きにして置くと角度を低くすることができる。
上記の2種類の置き方に対応しているが、一番安定した置き方はリングを縦にして置いたときである。
強力な磁力
磁力でくっついていると聞くと、簡単に外れてしまうのではないかと心配になる方もいるのでないだろうか。
確かに電車に乗っている時に外れてしまうと、目の前の人に落としてしまいかねない。
「610 Magnetic Phone Grip」の磁力はかなり強力なので、ちょっとやそっとのことじゃ外れない。
なので、リングを持ったままスマートフォンを下にして揺らしても落ちるなんてことはない。
ケースをつけていても問題ないのか
MagSafe対応のケースであれば安定性が落ちることなく装着することが可能である。
僕の所持しているCASEFINITEのTHE INFINITE AIRは、MagSafeに対応しているケースなので裸の状態で装着している時と同じくらい強力にくっついてくれる。
また、同じCASEFINITEのTHE FROST AIRも、MagSafeには対応していないけれども薄さがわずか5gしかないので、問題なく装着することができた。
豊富なカラバリ
「610 Magnetic Phone Grip」は、ブラック・パープル・ブルー・ホワイトの4色から選択することができる。
iPhone miniシリーズやiPhone 無印シリーズはポップなカラバリが多くあり、「610 Magnetic Phone Grip」のポップなカラーとよくマッチすると考えられる。
僕のホワイト×ホワイトの組み合わせもマッチしていて良いが、他の方を参照するとiPhone Proのグラファイト×ブラックもシックで格好いい。
MOFT マグネティックスティッカーでさらに便利に
MagSafeに対応していない製品でも、MagSafe化できるようなアイテムで「MOFT マグネティックステッカー」というアイテムがある。
このステッカーを貼ることで、「610 Magnetic Phone Grip」をどんな製品にでも使用することが可能になる。
最大で約800gまでの荷重に耐えることができるので、MagSafeに対応していないiPad miniやKindleのようなタブレッドでも使用することが可能である。
iPad Pro 11インチで読書する時にグリップがあると便利だなと思っていたこともあるので、タブレットで読書をよくする方は「MOFT マグネティックステッカー」で快適なること間違い無いといえる。
「610 Magnetic Phone Grip」の気になるポイント
1ヶ月ほど使用してきた中でいくつか気になるポイントもあったので紹介したいと思う。
取り出しにくい
細かな点ではあるが、リングとマグネットに隙間がないのでリングが出しづらい。
瞬時にリングが出せないのが難点である。
特に手荷物を持っているときは、出しづらくてスマホを落としてしまいそうになる。
縦置きができない
縦置きにできないこともないが、安定性はないので縦置きしたまま操作することができない。
また、十分な角度を出すこともできないので、通知を確認するために置いておくというのも難しい。
縦置きのまま操作したいという場合には「610 Magnetic Phone Grip」は適していない。
その場合は、以前「MagSafe対応のMOFTをレビュー!iPhoneのスタンドはこれ一択!」で紹介したMOFTのスタンドをおすすめする。
まとめ
今回は、Ankerの「610 Magnetic Phone Grip」を紹介してきた。
スマートフォンの持ちにくさを少しでも感じている方は、ぜひこちらのアイテムを導入することをおすすめする。
電車時間が快適になること間違いなしのアイテムである。
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