昨年(2019年)のゴールデンウィークに北海道旅行に行ったので、どういったプランでどこに行ったのかを紹介したいと思う。
2019年のゴールデンウィークは、平成天皇の退位と令和天皇の即位が重なり、4/27~5/6までの10連休になった。
せっかくなのでどこか旅行に出掛けようと思い、幼少期の「北海道を自分の運転で旅をする」という夢を叶えるべく、行先を北海道に決めた。
ゴールデンウィークに北海道旅行に行ったら料金はいくらになるのか
仕事の都合上、会社から正式に10連休になることが発表されたのが、ゴールデンウィークに差し掛かる1カ月前ほどのことであった。
なのでほとんどの旅行サイトでは、ゴールデンウィーク期間の予約は埋まっており、余っているの枠も、夜に出発する便であったり、価格が以上に高いもの(20万円以上)しかなかった。
だいたい北海道旅行の相場は、旅費宿泊費込で3泊4日で2名だと10万円前後で、繁忙期だと15万円前後になる。
なので、そこから大きくはみ出る価格にはしたくなかった。
そこで「近畿日本ツーリスト」が提供している、「緊急バーゲン北海道 4日間」を発見した。
ゴールデンウィーク初日の4/27~4/30までの3泊4日のツアーで、大人二人で163,600円だった。
少々高い気もするが、このツアーは宿泊先が複数の中から選択でき、その候補に札幌プリンスホテルもあった。
全日、朝食付きなのも、振り返るとかなりよかった。
北海道となるとホテルの朝食バイキングで、新鮮な蒸し野菜やいくらやホタテなど海鮮、普段ホテルのバイキングでは食べられない食材が沢山あった。
北海道旅行を満喫するためにしたこと
ちょっと余談になるが、僕が北海道旅行を100%満喫するためにおこなったことを備忘録として記載しておく。
北海道は広いので観光名所も沢山あり、美味しい食べ物も沢山あるので効率的に周らないと3泊4日では全然足りなくなってしまう。
今回の旅行は、北海道に行くのが初めての知人と一緒に行ったので、なるべく北海道を感じられる場所に行こうと思った。
旅行計画ツール
同伴者と行きたい場所、食べたいものを共有するために「Evernote」を使用した。
Evernoteはノートの共有機能があり、一つのノートを2人で編集できる。
他にも、Googleドキュメントであったり、OneNoteなど、複数の人と共同で編集できるツールがあるので、そういったものを使用すると効率的に計画が立てられると思う。
僕はそこに一日毎のスケージュールをざっくり立てて、その場所の食べたいものを列挙する形にした。
やっぱり食べたいものがありすぎて行く前には決められてないことも多々あったので、とりあえず食べたいもの列挙しておいて旅行中にはアプリで見返して決めるということをしていた。
他にも、バスの時刻表や観光地のホームページなどいろいろ記載していた。
因みに予算も決めていたので、その場所で掛かる大体の予算も記載していた。
また、旅の必須アイテムであるガイドブックは購入した方が良いと思う。
札幌の街を堪能した1日目
1日目のスケジュールはこんな感じ。
1日目は移動日だったということもあり、夕方以降はホテルの近くの札幌駅、すすきの周辺で過ごした。
幻想的なパフェが食べられる「パフェ、珈琲、酒、佐藤」
とても変わった店名のお店。
狸小路の路地裏にあり、なかなかすぐには見つからず、商店街の周りをぐるぐるしてしまった。
店名の通り、メニューはこれだけ。
画像引用元:ホームページより
ここのお店のパフェはアート作品のように、色とりどりに装飾されているのでとても可愛らしい。
画像引用元:ホームページより
僕らは、「塩キャラメルとピスタチオ」のパフェにした。
塩キャラメルとピスタチオのジェラートがカシスのムースの上に乗っており、パフェは3層になっている。
なんとも大人なパフェである。
札幌では、締めパフェというものがブームになっているらしく、飲んだ後にパフェを食べるみたいで、色々なお店でパフェが食べられる。
また、このお店は珈琲もおすすめなのでセットで食べることをおすすめする。
「水曜どうでしょう」グッズが沢山売ってる!北海道テレビ本社屋
僕自身が「水曜どうでしょう」のファンだということもあり、せっかく札幌に来たなら北海道テレビの本社を訪れたかった。
北海道テレビが入居しているビルの一階には、北海道テレビのマスコットキャラクターである「onちゃん」が待ち受けており、ロビーには「水曜どうでしょう」のグッズが売っている。
東京に住んでいると水曜どうでしょうのグッズを買える機会はほとんどないと思うので、ファンならテンションが上がるものばかりであった。
僕は、「サイコロの旅」シリーズのガチャガチャがあったのでそれを回した。
サイコロシリーズおなじみの名言や名場面をピンバッチにしたものである。
必要かどうか問われると答えるのに躊躇するが、こういったものは帰ってきたときの思い出なるので必要なものだろう。
実際、今は置き場がなく、ペン立てに飾られている。
絶品!ウニ〜くら〜が食べられる「肉と炉ばた さんど。」
1日目の夕食は、炉端で焼いた料理が食べられる「肉と炉ばた さんど。」訪れた。
Instagramで肉巻きの上に雲丹とイクラが乗った料理があることを知って、このお店に行くことを決めた。
これがその、「うに〜くら〜」である。
一口サイズに巻かれた黒毛和牛の上に、雲丹とイクラが贅沢に乗っている。
雲丹もイクラも北海道では美味しくないわけがなく、黒毛和牛も絶品である。
このほかにも、新鮮な北海道の野菜が豚肉にまかれた、野菜の炉端焼きがいただける。
肉巻きの種類も豊富で、北海道ならではの変わり種もある。
また、日本酒の種類も豊富である。
ガイドブックには乗っておらず、スナックなどが入る雑居ビルにあるため、お店に到着するまではかなり怪しかったが、ガイドブックにはない北海道ならではの絶品料理がいただけるので、おすすめである。
高さ28階からの夜景が見渡せるプリンスホテルのバー「トップ・オブ・プリンス」
1日目の締めは、宿泊先であるプリンスホテル札幌の28階にあるバーで過ごした。
プリンスホテル札幌は札幌駅から15分ほど離れており、周りには高層の建物もない。
そのため、札幌の街の夜景を一望することができる。
また、遅い時間までやっているし、エレベーターで部屋に戻るだけなのでゆっくりできる。
池!牧場!夜景!北海道の大自然を満喫した2日目
2日目は長年の夢であった北海道でドライブするという目的を叶えるべく、美瑛を訪れた。
2日目のスケジュールはこんな感じ。
ドライブの計画を立てるのはルートや所要時間など色々と面倒である。
そこで役立つのが、MapFanの「おでかけプラン」というツールである。
アプリとWEB版があり、目的地を入力すれば移動時間や費用を自動で算出してくれる。
また、目的地での滞在時間も入力できるので、移動時間だけでなく所要時間も算出できる。
実際にMapFanを使用して作成したプランがこちらである。
車は事前にホテル近くにあるレンタカーを予約していたので、スムーズにレンタルすることもできた。
前述しているが、僕が利用した旅行プランはホテルを複数選べるが、ホテル間を荷物を持っての移動が必要であった。
札幌駅周辺なのでそこまで不便ではないが、レンタカーをすることでホテル間の移動も楽であった。
北海道の大自然が生み出す神秘的な場所「白金 青い池」
まず最初は、美瑛にある「青い池」を目指し出発した。
ちなみに札幌からだと3時間ほどの距離があるので、結構な長距離ドライブになる。
だが、道中には北海道を感じることができる景色に出会えるので、3時間もあっという間であった。
美瑛にある青い池は、青い絵具を溶かしたような、なんとも不思議な池である。
この池は、アルミニウムを多く含んだ地下水が美瑛川と混ざることで、幻想的な青い池になる。
池の中や周りには、カラマツの木々が何本生えており、5月という新緑の季節だったので緑や青、少しばかり残る雪の白さなど、絵画のような風景であった。
この景色は高く評価され、世界的企業でもあるApple社の壁紙にも採用されたほどの景色である。
可愛い動物に出会える「ファームズ千代田 ふれあい牧場」
北海道に来たなら、大自然を満喫したくなるだろう。
そこでおすすめなのが「ファームズ千代田」である。
ここは、青い池から20分ほどの距離と比較的近く、「ファームレストラン千代田」というファームズ千代田の直営レストランが併設されているので、びえい和牛を使用したステーキやビーフシチューなどがいただける。
札幌から美瑛に行くならば、お昼頃に着くと思われるので、ここで昼食を取るのもありだと思う。
また、ファームズ千代田では沢山の動物に出会える。
中でも可愛かったのは、ヤギたち。
愛嬌のあるヤギが沢山いて、かなり癒された。
他にも間近で牛を見たのが初めてだったので、大きさにかなり驚いた。
動物園とは違い、至近距離で触れ合えるのも、こう行った牧場ならではだと思う。
日本新三大夜景にも選出された、札幌の夜景
2日目の最後は、「もいわ山山頂展望台」を訪れた。
札幌駅から15分ほどの距離にある「もいわ山山頂展望台」。
標高531mあるもいわ山をロープウェイを使用して山頂まで登ることができる。
展望台からは、札幌の街が一望でき、札幌のシンボルマークであるテレビ塔も見ることができる。
この夜景は2015年に、長崎、北九州に並び「日本新三大夜景」に選ばれた夜景である。
他にも夜景を見ることができるスポットはいくつかあるが、この高さから夜景を望めるのは藻岩山ならではである。
予定では、ドラマ「風のカーデン」のロケ地でもある「新富良野プリンスホテル」に訪れる予定だったが、青い池までの道中がかなり混んでおり泣く泣く諦めた。
後編はこちら。
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