「安いタブレットが欲しいけど、iPadは高すぎるし、AmazonのFireタブレットはGoogle Playが使えなくて不便…」
そんな悩みを持つ方におすすめなのがLenovo Tab B10 3rd Gen(型番:ZAEH0063JP)です。
実はこのモデル、同じ「3rd Gen」という名前でも、以前のモデルからCPUがサイレント・アップデートされた「2024年以降の改良版」なんです。
今回は、Lenovo Tab B10 3rd Genを実際に使ってわかったメリット・デメリットを、ライバル機であるAmazonのFire HD 10との比較を交えて正直にレビューします。
ZAEH0063JPのスペック:旧モデルと何が違う?


まず最初に注意したいのが、この「ZAEH0063JP」という型番。
冒頭でも説明している通り、B10 3rd Genという名前のタブレットは2機種あり、旧モデル (ZAAE0115JP)と新モデル(ZAEH0063JP)とでは全くスペックが異なります。
| 項目 | 旧モデル (ZAAE0115JP) | 新モデル (ZAEH0063JP) |
| CPU | Unisoc T610 | MediaTek Helio G85 |
| OS | Android 12 | Android 14 |
| メモリ/保存容量 | 3GB / 32GB | 4GB / 64GB |
| Google Play | 対応 | 対応 |
メモリが4GBに増量され、CPUがHelio G85になったことで、動作の安定感が格段に増しています。
そのため、格安タブレットのようなもっさりとした動きではなく、この価格帯では割と快適に動作すると考えます。
Lenovo Tab B10 3rd Gen (ZAEH0063JP)の特徴を紹介

まずは、Lenovo Tab B10 3rd Gen (ZAEH0063JP)の特徴を紹介していきます。
スペックを一覧でチェック
| 項目 | Lenovo Tab B10 3rd Gen (ZAEH0063JP) |
|---|---|
| OS | Android 14 |
| CPU | MediaTek Helio G85 |
| メモリ | 4GB |
| ストレージ | 64GB(microSDで最大1TBまで拡張可) |
| 画面サイズ・解像度 | 10.1型 WUXGA (1920×1200) IPS |
| バッテリー | 5100mAh(公称約9.5時間) |
| 重量 | 約425g |
| Wi-Fi規格 | Wi-Fi 5(IEEE 802.11 a/b/g/n/ac) |
| 実勢価格 | 約18,000〜22,000円(セール時により変動) |
2万円台とは思えない「アルミ合金」の高級感

箱から出して驚くのが、その質感。
多くの格安タブレットがプラスチック製なのに対し、B10 3rd Genは背面がアルミ合金のツートンデザインを採用しています。
マットな質感なので指紋が目立ちにくく、ベゼルもiPadなどと比較しても決して太くなく、2万円台のタブレットとは全く思えないです。
動画視聴マシンとしては「最強のコスパ」

格安タブレットの主な目的は動画視聴だと思われますが、B10 3rd Genは動画視聴に最適な機能が多数あります。
1. 画面が綺麗!1920×1200 (WUXGA) のIPS液晶
安いタブレットは視野角の狭い安価なパネル(TN方式など)を採用していたりしますが、B10 3rd Genは高画質なIPSパネルの液晶を採用しています。
そのため、正面以外の角度からでも視認性が高く、複数人で動画を視聴する際も画面がクリアに見やすくなっています。
2. Dolby Atmos(ドルビー・アトモス)対応のステレオスピーカー
格安のタブレットでありがちなのが、スピーカーの音質の悪さです。
おまけ程度のスピーカー機能しか搭載されておらず音が篭りがちで、多くはタブレット本体の片側にしかスピーカーが搭載されていないモノラルスピーカーを採用しています。
一方で、B10 3rd GenではDolby Atmos対応のステレオスピーカーを採用しており、音質が悪いと感じたことはこれまで一回もなかったです。
Lenovo Tab B10 3rd Gen (ZAEH0063JP) を実際に使用してみた正直な感想
それではLenovo Tab B10 3rd Gen (ZAEH0063JP) を実際に半年ほど使用して感じたことを紹介していきます。
メリット・デメリットを交えて紹介しますので、購入する際の参考にしてみてください。
動画視聴用としては大満足!価格以上の臨場感あるサウンドと綺麗な画面

B10 3rd Gen (ZAEH0063JP)は動画視聴機としては価格以上の製品と言えます。
特徴の章でも説明している通りIPSパネルを採用しているので、自分だけで動画を視聴するときだけでなく、複数人で動画を視聴する時も画面が見づらいということはありませんでした。
また、YouTubeやNetflixなど様々な動画を視聴しましたが、Dolby Atmos対応ステレオスピーカーを搭載しているので、音質が悪いと思ったことは一度もありません。
特にNetflixなどのコンテンツはDolby Atmos対応している作品も多くあり、臨場感あるサウンドでコンテンツを楽しむことができます。
GooglePlayからアプリをダウンロードできる

Android OSを搭載しているので当たり前ではありますが、好きなアプリをGooglePlayからダウンロードすることができるのは便利でした。
Fire HDシリーズに搭載されているFire OSではダウンロードできないアプリもダウンロードすることができます。
購入当初は動画視聴をメインに考えていましたが、今では家計簿アプリなど動画視聴以外のアプリもダウンロードして活用しています。
ブラウジングはそこそこ、ゲームには少しパワー不足?

B10 3rd Gen (ZAEH0063JP)で調べ物をすることはあまりありませんが、ブラウザアプリの使用感はそこそこです。
Google Chromeなどのアプリを使用して調べ物をしようとすると、割とサクサク調べ物をすることができます。
一方で、ゲームに関しては少し力不足を感じる場面がありました。
試しに普段プレイしている『NIKKE』を起動してみたところ、快適に操作できるとはお世辞抜きにも言えないです。
パズルゲームやカードゲームなど、負荷の低いタイトルであれば遊べますが、グラフィックを多用する重めのゲームを腰を据えて楽しみたい方には、正直あまりおすすめできません。
充電持ちは微妙

バッテリー容量は5100mAhとなっており、スペック上の駆動時間は約9.5時間です。
しかし、実際に画面を明るめにして高画質の動画を連続視聴していると、体感としてはもう少し早くバッテリーが減っていく印象を受けました。
実際に1時間の動画視聴で20%ほどバッテリーが減るので、環境にもよると思いますが半分程度の駆動時間といえそうです。
出先で使用する際は、容量が大きめのモバイルバッテリーなどがあると安心です。
ケーブル内蔵型のモバイルバッテリーにすれば別途ケーブルを持ち運ぶ必要がないのでおすすめです。
Wi-Fi速度には注意が必要

半年間使っていて少し気になったのが、通信の安定性です。
ルーターとの相性や自宅の電波環境にもよるかもしれませんが、生配信系のコンテンツを視聴しているときに、動画視聴中に突然読み込みが止まってしまったりすることがありました。
スペック表を確認すると、本機のWi-Fi規格は「Wi-Fi 5(IEEE 802.11 a/b/g/n/ac)」までの対応となっており、最新の「Wi-Fi 6」には対応していません。
そのためか、高画質データの読み込みが常に発生するようなライブ配信の視聴などでは、少し通信の弱さを感じる場面があります。
YouTubeの通常の動画視聴やブラウジング程度であれば全く問題ない通信スペックですが、絶対に通信を途切れさせたくない用途には少し注意が必要です。
永遠のライバル「Fire HD 10」とどっちが買い?

安いタブレットとして真っ先に思い浮かぶのが「Amazon Fire HD 10」ではないでしょうか?
Fire HDシリーズを使用したことのある僕は、間違いなくB10 3rd Genをおすすめします。
B10 3rd Genの最大の特徴は、Google Playがフルに使える点です。
YouTubeやNetflixといった動画視聴サービスだけでなく、日常で使う便利なアプリやゲームを制限なく自由にインストールできます。
「用途は動画の視聴だけ!」と完全に割り切るのであれば、Amazonのセール時に15,000円ほどまで安くなるFire HD 10も魅力的ですが、長く使用していると「あのアプリも使いたい」という場面が必ず出てくるため、汎用性の高いB10 3rd Genの方が結果的に満足度は高くなります。
| 比較ポイント | Lenovo Tab (ZAEH0063JP) | Fire HD 10 |
| OS | Android OS | Fire OS (Androidベース) |
| Google Play | 対応(制限なし) | 非対応 (Amazonアプリストアのみ) |
| 画面サイズ・画質 | 10.1インチ WUXGA (1920×1200) | 10.1インチ WUXGA (1920×1200) |
| CPU | MediaTek Helio G85 | MediaTek MT8186A |
| メモリ (RAM) | 4GB | 3GB |
| ストレージ | 64GB | 32GB |
| バッテリー | 約9.5時間 (5100mAh) | 最大約13時間 |
| 重量 | 約460g | 約434g |
| 実勢価格 | 約22,000円 | 19,980円 |
| Amazon | Amazon |
Lenovo Tab B10 3rd Gen (ZAEH0063JP)のよくある質問

Q. Lenovo Tab B10 3rd Gen (ZAEH0063JP)で3Dゲームは快適に遊べる?
タイトル画面や基本的な操作は問題ありませんが、戦闘中に派手なエフェクトが重なる場面や3Dモデルが多く表示されるシーンではカクつきを感じることがありました。
パズルゲームなど軽めのタイトルは快適に遊べますが、グラフィックを多用する重めのゲームを求める方には不向きです。
Q. バッテリーは実際どのくらい持つ?
公称値は5100mAh・約9.5時間ですが、画面を明るくして高画質の動画を連続視聴していると、体感としてはもう少し早く減っていく印象です。
出先で長時間使う場合は、モバイルバッテリーを併用すると安心です。
Q. 旧モデルと新モデルは型番以外に何が違う?
CPUがUnisoc T610からMediaTek Helio G85に、メモリが3GBから4GBに、ストレージが32GBから64GBに、OSもAndroid 12からAndroid 14へとアップデートされています。
見た目はほぼ同じですが、中身は別物と言えるほど進化しています。
Q. Fire HD 10とどちらを選ぶべき?
動画視聴だけに用途を絞るなら、バッテリー持ちに優れセール時は安く買えるFire HD 10も選択肢になります。
一方、Google Playを制限なく使いたい方や、動画視聴以外の用途にも幅広く使いたい方にはLenovo Tab B10 3rd Genがおすすめです。
Q. Wi-Fiモデルのみ?SIMは使える?
Lenovo Tab B10 3rd Gen (ZAEH0063JP)はWi-Fi専用モデルで、SIMカードスロットは搭載されていません。
外出先でモバイル回線を使いたい場合は、スマホのテザリングやポケットWi-Fiと組み合わせて使う必要があります。
Lenovo Tab B10 3rd Gen (ZAEH0063JP)こんな人におすすめ!

おすすめな人
- YouTubeや映画、アニメを綺麗な画面で観たい
- 面倒な設定なしでGoogle Playのアプリを使いたい
- キッチンや寝室、車内など、持ち運び用のサブ機が欲しい
おすすめしない人
- 最新の重い3Dゲームをサクサク遊びたい
- ペンを使って本格的なイラストを描きたい
- 外出先で1日中ハードに使い倒したい
結論
Lenovo Tab B10 3rd Gen (ZAEH0063JP) は、「2万円台で買える、高コスパなAndroidタブレット」です。
安物買いの銭失いになりたくないけれど、高い予算は出せない。そんなワガママな願いを叶えてくれる、ちょうどいい一台といえるでしょう。

