iPadを購入してからかれこれ3年以上経つのですが、とある動画をきっかけに「iPadって本当に必要なのか?」と疑問を持つようになりました。
その動画がこちらです。
ガジェット系YouTuberである、今村さんと平岡さんがiPadの必要性について議論している動画です。
実際僕も、iPadを購入した当初は過去記事でも紹介しているように「iPadでブログを書く」というのが目的でした。
しかし、MacBookを購入してからiPadの使用頻度減り、今ではリビングでちょっとした調べ物や動画を見る程度で、iPadの使用頻度は1週間に数回程度になってしまいました。
そこで、今一度「iPadって本当に必要なのか」僕なりに考えてみました。
iPadだからできること、iPadでしかできないこと
まずは一般的なiPadならでは使用方法をおさらいしながら、僕自身の必要性を改めて考えてみようと思います。
Apple Pencilを使用して作業する
iPadなどのタブレットの使用目的の一つに、イラストの制作や手書きメモの記載などの用途で購入する方も多くいると思います。
かく言う僕もその一人であり、当ブログを運営し始めた頃はよく執筆していた映画の感想のアウトプット目的として購入をしました。
MacBookでもアウトプットは可能ですが、人物の関係図や考察を深ぼっていく時などは手書きの方が良い場面もあり、iPadを使用していました。
大画面で動画鑑賞する
動画鑑賞目的もiPadならではの使用方法です。
iPadの画面は非常に高精細で、スピーカーの質も良く、コンテンツ視聴に最適のデバイスです。
また、パソコンと比較して軽量かつ薄型なので、手軽にどこにでも持ち運べて使用できるといったメリットもあります。
勉学に使用する
学生の方の使用目的の一つに勉学で使用するといった方もいると思います。
iPadで参考書や教科書を電子版で購入すれば、わざわざ重たい参考書や教科書を持ち運ぶ必要がなくなります。
また、授業で配布された資料などもその場で写真を撮ればiPadに取り込むことが可能ですし、手書きのメモを書き込むこともできます。
仕事に使用する
iPadは仕事目的でも活用できます。
例えば作成した資料を手元で表示して、その場でメモを書き込んだりすることも可能です。
また、オンラインでの商談時などの際もiPadからミーティングに参加することでPCの画面を占有されることがないので、PCにはカンペを表示させたりメモを取ったりなどもできます。
最近のiPadはセンターフレームといって自身が動いても追従してくれる機能もあるので、身振り手振りプレゼンする方にもおすすめです。
筆者なりのiPadの使い方
一般的なiPadの使用方法を説明してきましたが、僕が2年間iPadを使用してきた中でどのような使用方法をしてきたか紹介したいと思います。
PCの代わりに使用
MacBookはあるのですが、ちょっとした調べ物などをする際にiPadの身軽さは非常に重宝しています。
特に僕はMacBookを書斎にクラムシェルモードで設置しており、リビングなどで旅行先などの計画を立てる際など、大画面なので一緒の情報を共有しやすく複数人で調べ物をしている時などに重宝していました。
また、普段からMacBookで作業していることもあり、調べ物は基本的にスマホの小さい画面でできない身体なんですが、Magic Keyboardを購入していたのでスマホより快適に調べ物ができるのも良い点でした。
写真の現像に使用
PCライクな使用方法以外に多用していたのが、Lightroomを使用しての写真の現像です。
iPad用のアプリを使用すればRAW現像などの高度なことはできないですが、無料の範囲である程度の色調整が可能です。
スマホで撮影した写真をちょっと加工したいなんてときにも、重宝しています。
また、Sidecarを使用することでMacBookのサブディスプレイとして表示させて、モニターごとに出てしまう色のばらつきをiPadにLightroomを表示させて色味を合わせるといったこともしています。
ちょっとした動画編集に使用
iPadには買い切りのアプリである「LumaFusion」という動画編集アプリがあるのですが、ちょっとした動画編集などを行うのに最適です。
本格的な編集は普段から使用しているPremiere Proで行うのですが、「LumaFusion」ならApple Pencilで直感的に動画編集できますし、簡単な動画編集などに使用していました。
Magic Keyboardがあればデスクだけでなく、ソファやベッドの上でも作業できるのも便利でした。
アイディアのアウトプットに使用
iPadのおすすめアプリの一つに「concept」というアプリがあります。
conceptの最大の魅力は無限キャンバスであり、その名の通りサイズの限界がないキャンバスを作り出せます。
なので、アイディアのアウトプットや考え事をまとめるのに重宝しています。
では、iPadは必要なのか?
本題である、iPadは必要なのか考えてみました。
前述しているように「iPadでブログを書く」というのが僕のiPadの購入目的であり、当初は当ブログもiPadで運営していました。
12.9インチのiPad Proを使用していたのですが、13インチMacBookと遜色ない画面比率で作業は問題なくこなせたのですが、やはりマルチタスクという場面においてはPCの方が優っていました。
また、自宅ではモニターに出力して作業をしていたのですが、今でこそパソコンライクのような使用方法ができますが、2年前はまだミラーリングのみでサイドに黒帯が表示されてしまうといった使用方法しかできませんでした。
また、WordPressの挙動も一部おかしな箇所があったりと、ブログ運営にも影響が出ることもありiPadでのブログの運用は諦めた過去があります。
これらの理由により、同年に発売されたM1チップを搭載したMacBookを購入しました。
また、購入当初はよく使用していたアイディアのアウトプットも、転職してリモートメインの業務に切り替わってから紙を一切使わなくなり、アイディアのアウトプットも完全にデジタルに移行しました。
それからとういもの、iPadの出番はめっきりと減ってしまい、たまに使用しようと思っても電池がなくて充電しなきゃいけない状態ってのがほとんどで、ほんとに必要なのか疑問に思うようになりました。
以上のことから、僕はiPadを手放すことを決意しました。
iPadは使い方を想定していないと使いこなすのが難しい
僕はiPadを手放すことを決意しました。
iPadはスマートフォンとPCの間のようなデバイスであり、その両方を所持している方にとっては使いこなすのが難しいデバイスです。
もちろん、イラスト制作やゲーム利用など目的があって購入するのであれば良いのですが、なんとなく購入してしまうと化石となってしまう可能性があります。
iPadもスマートフォン同様に年々高騰化していますし、Fireタブレットなどの格安タブレットもありますので、利用目的に合わせて購入することをおすすめします。