引っ越しを考えるにあたり、家具をどこのメーカーで買いそろえようか検討することもあると思う。
僕も最近引っ越しをしたばかりで、ソファやベッド、テレビ台など、かなりの数の家具を買いそろえた。
ECサイト、無印良品、ニトリ、IKEAなど、様々な購入手段がある中で、めぼしい家具を見つけるのも大変だと思う。
そんな中でも、僕は北欧家具で有名なIKEAの家具を中心に買いそろえたので、実際に購入した家具と購入したポイントを押さえて紹介していく。
IKEAでそろえるメリット
ご存じの方も多くいると思うが、IKEAの家具は組み立てを自身で行うので、比較的安価で購入することができる。
ソファやベッドなど大きめの家具であっても、バラバラに梱包されているため、大人一人で持ち運ぶことも可能である。
そのため、ある程度の大きさの家であれば、ほとんどの家具を搬入することができる。
大きめの家具を購入する際に、玄関のサイズや階段のスロープの幅などを気にすることなく購入できるのもメリットである。
また、組み立てることができるということは分解も簡単にでき、廃棄する際や引っ越しする際も面倒な手順もない。
北欧は日照時間が短いので、部屋にいることが多くシンプルなデザインが好まれているのもIKEAの家具を選ぶポイントであると考える。
そんなシンプルなデザインは、ほとんどの物件に合わせることができるので、IKEAの家具で取りそろえるメリットがある。
大型家具は春に買うのがおすすめ
IKEAでは毎年春に「新生活キャンペーン 配送料無料」というサービスを行っている。
配送料が無料になるのはメインエリア内のみであるが、家から一番近い店舗であれば大体がメインエリア内になるので、配送料が無料になる。
メインエリア外でも、割引になるというオプションもあるので、他の期間に購入するよりもお得に購入することができる。
なので、ソファやベッドなどの自身で持ち帰るのが難しいアイテムは春に買うことをおすすめする。
ソファ「VIMLE/ヴィムレ」
僕が引っ越しをする際に一番こだわりを持ったのは、ソファである。
もともとは、無印良品に展示されているソファにあこがれを持っており、オットマン付き、ヘッドレスト、ふかふかの座り心地を求めていた。
しかし、無印良品のソファは、カバーやヘッドレストなど理想を叶えようとすると、10万円近くなりなかなかの値段がする。
僕は、ソファを購入するにあたり、座り心地はもちろんのこと、座面が広く、ある程度浅く座ってもくつろげることをポイントにしており、IKEAの「VIMLE/ヴィムレ」というソファを購入した。
IKEAのソファはスウェーデンの企業なので、2人掛けのソファでもかなり大きい作りで、3人でも余裕で座れる大きさであり、座面もかなり広く作られており僕の理想に近かった。
サイズは、2人がけの場合、高さ:83cm、幅:171cm、奥行き:98cmとなっている。
IKEAの中でもソファの種類は沢山あり、カバーが布製のものや革製のもの、オットマン付き、ソファベッドなどがある。
それぞれ基本のソファを選択し、オットマン付きにするのか脚はどうするのか、などを選択することもできる。
・ソファカバー
・ソファの脚
組み立て式なので、それぞれのパーツを選択できるのもIKEA家具のポイントである。
ただ、座面、背面、ひじ掛け、カバーなどすべてバラバラなので、ひとりで組み立てるのは大変である。
テレビ台「BESTÅ/ベストー」
引っ越しに合わせて購入した家具の中で、一番QOL(クオリティ・オブ・ライフ)が向上したのが、テレビ台である。
これはIKEAの展示ルームで一目ぼれして購入した商品である。
こちらの商品は、ベストーという商品で、様々なパーツを組み合わせて作ることができ、大小異なる収納ボックスを組み合わせることにより、テレビ台や食器棚、ワインセラーなどを作ることができる。
僕は、テレビ台にテレビ掛け「UPPLEVA ウップレーヴァ」を組み合わせた。
賃貸ではなかなか実現が難しい、壁掛けテレビ風を実現できる。
このテレビ掛けは、回転式になっており、リビングのどこにいてもテレビを見れるようになっている。
なので、洗い物する際はキッチンの方に向けて洗い物をしながらテレビを見るなんてこともできる。
また、コード類を綺麗に隠せるよう、様々な工夫がされており、景観も美しく保つことができるようになっている。
この他にも、横長のサイズだけでなく縦長の棚、扉や引き出し、脚など様々パーツを組み合わせて、オリジナルのテレビ台を組み上げることができる。
HPにもベストープランというページがあり、好みの棚をシミュレーションできるようになっている。
ただ店舗で見た時よりも、実際に家に届くと想像以上に大きくて驚いた。
そのため、リビングの半分以上を占有することになり、僕のデスクは100センチのミニサイズにせざるを得なくなってしまった。
当たり前のこと言うが、本製品の購入を検討している方は、部屋の寸法を測って方購入したほうが良い。
ベッド「KONGSHUS コングスフース」
ベッドに横になりながらテレビを鑑賞したいということで、背もたれがあるものを探しており、「コングスフース」にした。
本アイテムのお気に入りの点は、背もたれの部分がいわゆるアンティークベッドのように格子状になっており、見た目も可愛らしいデザインになっている。
竹素材でできているのもアクセントとなっており、丈夫なつくりである。
また、ベッドベースが選択式になっており、僕は「ロンセット」にした。
ロンセットは28本の木の板をベッドに渡すことにより、マットレスのクッション効果を高めることができるようになっている。
ただし、この組み合わせにすると木の板を組む本数が非常に多く、組み立てが大変というデメリットもある。
収納棚「VILTO ヴィルト シェルフユニット」
デスク脇に設置し、小物やガジェット類のケーブルなど様々なものを置いている。
前述したテレビ台がとても大きくデスクとテレビ台の間にわずかなスペースしかなかった。
こちらのシェルフユニットは、わずか46cmほどの大きさなので、小スペースにちょうどよい大きさとなっている。
幅は46cmと小さめではあるものの、合計6段の収納スペースがあるので収納量はかなり多く、僕はスペースごとにコンセプトを決めて収納するものを決めている。
高さも150cmと大きすぎず、小さすぎずと、ちょうどよい。
僕は3段目に外出時のポケットの中身を置いており、ここに置いてあるものを一式持っていけばよいので、忘れ物をしなくてよくなった。
残念ながら、IKEAでの販売は終了しており、「ローグルンド」という似たような商品はある。
オフィスチェア「JÄRVFJÄLLET イェルヴフェレット」
リモートワークの導入など、自宅でもオフィスチェアの需要が高まっていると思う。
IKEAでも、多数のオフィスチェアを購入することができる。
僕はブログの執筆を行うため、オフィスチェアは必須のアイテムであった。
また、部屋数の都合上リビングにデスクを設置するため、悪目立ちをするのは避けたかった。
そこで、前述したソファと同素材でできている、こちらのオフィスチェアを導入することにした。
ヘッドレストが備わっており、オプションで肘当てもつけることもでき、長時間座っていても快適に座ることができる。
背もたれはメッシュ素材なので、蒸れることもない。
キャスターはゴム素材でできているので、フローリングを傷つけることはなく、また、座っていないときは自動的にロックがかかるようになっているので、小さいお子さんがいる家庭でも安心して使用することができる。
10年品質保証が適用されているのもポイントである。
チェスト「ASKVOLL アスクヴォル」
僕が購入したのは、ホワイトとオーク調のデザインとなっており、まさに北欧家具のようなシンプルだけど美しいチェスト「アスクヴォル」。
今はやりの白壁・白床の部屋になじむデザインとなっている。
チェストは3段となっており、「引き出しにはたたんだズボンを約15本、またはTシャツを約30枚収納できます」と公式サイトに記載があり、十分な量の収納が可能である。
僕は、寝室に設置しており、パジャマや寝具を収納している。
引き出し部分のパーツが多く組み立てが少々難しいが、その分、つくりもしっかりとしている。
サイドテーブル「NESNA ネスナ」
ベッドサイドは時計やスマートフォン、テレビや照明のリモコンなど何かとスペースが必要になってくる。
そこでおすすめなのが、「NESNA ネスナ」である。
1,999円と、かなり安価な価格で購入することができる、サイドテーブル。
竹製の素材でできており、天板がガラスと、シンプルかつおしゃれなデザインとなっている。
幅36センチ、高さ45センチと大きくもなく小さくもなくちょうどよい大きさなので、ベッドサイドにおいても邪魔にはならず、サイズ感もちょうどよい。
プリーツブラインド「SCHOTTIS ショッティス」
「ショッティス」は紙のような柔らかい素材でできてるプリーツブラインドである。
紙のような素材なので、好みのサイズにカットして使用することができる。
上部に両面テープが取り付けられており、壁などに取り付けて使用することができる。
重量もとても軽いので、カーテンレールも必要なくどこにでも取り付けることが可能である。
通常の窓に使用してもよいが、出窓のようにカーテンなどが取り付けられない場所に設置することが最適である。
僕がデスクを設置している場所には小窓があり、東側に面しているため午前中は日差しが入り込んでくるため、ここに設置している。
程よく透過性もあるので、ブラインドを下げても心地よい光の入り方で、部屋自体の雰囲気も良くなる。
付属のクリップで長さの調節も簡単にできるのもポイントである。
値段も499円と格安である。
Bluetoothスピーカー「ENEBY エネビー」
IKEAでスピーカーと思う方もいるかもしれないが、IKEAでは様々な家電を購入できる。
なかでも、「エネビー」はデザイン性と音質の両方を兼ね備えたスピーカーとなっている。
スピーカーは大小の2つの大きさで展開されており、白と黒の2種類の色展開がある。
小さめのサイズは、スピーカーが一つで、大きめの方は2つのスピーカーが備わっている。
僕が購入したのは大きめのサイズの方だが、2つのスピーカーから発せられる音楽の迫力は凄く、近隣への迷惑など考えなければ、大きめの部屋であってもどこにいても音楽を楽しむことができる。
また、さすがIKEAのアイテムと思えるほどデザイン性があり、真四角の筐体にファブリック調のカバーと音量を調整できるダイヤルが一つあるだけ。
カバーがファブリック調になっているため、音がこもることもない。
家のどこにおいても主張することのないデザインは、家具メーカーであるIKEAだからこその商品である。
オーディオのインプットもできるので、オーディオ機器と接続して外部スピーカーとしても使用することができる。
調理器具7点セット「OUMBÄRLIG オウムベルリグ」&ナイフ3本セット「ÄNDLIG エンドリグ」
初めての一人暮らしや、引っ越しに合わせて調理器具を買いそろえるという方もいると思う。
そこでおすすめなのが、調理器具セットである。
こちらのアイテムは、プライパンと鍋が3つのセットになっている。
フライパンのサイズは28cmと大きめで、目玉焼きも4つ同時に焼くことができるほどの大きさである。
また、鍋も取っ手付きの小さいサイズと、中くらいと大きいサイズの3つがあり、インスタント麵に最適な小さめのサイズ、レトルトカレーを半分使用する場合は中くらい、全部使用する場合は大きめのサイズといったところである。
また、併せて購入をおすすめするのが、ナイフセットである。
パンナイフ、包丁、果物ナイフと、日常で使用する一通りのナイフがそろっている。
価格も999円とお買い得であり、これさえあれば最低限の調理器具は揃えることができる。
まとめ
IKEAで家具をそろえると、シンプルなデザイン中心の部屋になり、落ち着いた雰囲気を作り出すことができる。
北欧という部屋にいる時間が長い地域に向けて作られた設計は、今の時代にあっている。
いっそのこと、北欧に住んでみたいものである。
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