デスクワークって長くは集中力が続かないものですよね。
人間の集中力の限界は90分とも言われており、90分おきに5〜10分の休憩をすることが推奨されています。
もちろん定期的な休憩も大事ですが、コーヒーを飲んだり、集中できる音楽を流したり、スタンディングデスクなどで立って作業をするなど、集中力を持続させるために僕も色々と工夫をしています。
そんな僕が劇的に変化を感じたのが、モニターライトを導入したことです。
モニターの上部に設置するタイプの照明をモニターライトと言うのですが、目の前がスポットライトで照らされているような感覚になり、目の前の作業に没頭することができます。
今回はモニターなどでも有名なBenQのモニターライト「ScreenBar Halo」を紹介します。


BenQ ScreenBar Haloの特徴

BenQ ScreenBar Haloの特徴は、大きく以下の3つです。
- 目の疲れを軽減させる設計
- 自動調光機能
- 湾曲モニターにも設置可能な設計
それぞれの特徴について詳しく紹介していきます。
目の疲れを軽減させる設計
一般的なデスクライトは、モニターの横などに設置することが多くあり、画面に光が映り込んでしまったり、手元に影ができてしまったりします。
これにより、目が疲れる原因になってしまいます。
ScreenBar Haloは、目の保護に重点を置き、光が直角三角形に当たるようにすることで、モニターへの光の写り込みはせずに手元全体を照らしてくれます。

広範囲に視界全体が明るく照らされるので、自分の世界だけ照らされているような感覚になり、視界に余計なものが入り込むことがなく集中することができます。
自動調光機能
ScreenBar Haloにはライトセンサーが備わっており、500ルクス以上の光量になるように自動で調整してくれます。
一般的に精密な作業は500ルクス以上が必要といわれており、最低でも500ルクス以上になるように設計されているので、常に視界全体が明るく照らされています。
また、付属のリモコンから光量の調節を手動で行うこともできます。
スイッチを切り替えることで色温度も1000ケルビンから8000ケルビンまでの間で調節することができます。


映画などのコンテンツ視聴時は色温度を高めに設定しリラックスモードに、仕事などの集中して作業したい場合は色温度を低めに設定するなどの利用方法が可能です。
湾曲モニターにも設置可能な設計
近年はリモートワークの普及に伴い、ウルトラワイドモニターなどモニターが曲がっている湾曲モニターを所有している方も増えているのではないでしょうか。
かく言う僕も、Dellの34インチウルトラワイドモニターをメインモニターとして利用しています。
モニター自体が曲がっているので、モニターに引っ掛けるようにして設置するモニターライトがしっかりと設置することができるのか気になることですよね。
ScreenBar Haloは、特許取得済みの重力ピボット設計を採用しており、スクリーンにしっかりと引っ掛けることが可能です。

対応しているモニターは湾曲モニターであれば厚さが1.6〜4.2cm、平面モニターであれば厚さ0.7〜6cmまで設置することが可能です。
BenQ ScreenBar Haloを実際に使用してみて
BenQ ScreenBar Haloのスペック一覧
光源種類 | デュアルカラーLED |
演色性 | 95 |
照度 | 最大800 Lux |
色温度 | 2700K ~ 6500K |
照明範囲 | 63cm x 40cm |
電源入力 | 5V,1.3A USB Port |
消費電力(最大) | 6.5W (最大) |
電源 | ライト本体 : USB/AAA電池* 3 |
USBケーブルの長さ | 1.5m |
適用モニターの厚さ | フラット : 0.28”- 2.36” (0.71cm – 5.99cm) / 曲面 : 0.28”- 1.65” (0.71cm – 4.19cm) |
付属品(オプション付属品) | ウェブカメラアクセサリー |
本体カラー | Gray |
材質 | アルミニウム合金, PC/ABS樹脂 |
外形寸法(H x W x D)(cm) | ライト本体:50 x 9.5 x 9.7/リモコン:7.4 x 7.4 x 3.8 |
本体重量(kg)(約) | 0.8 |
Amazon価格(2022年11月時点) | 19,900円 |
高級感のあるデザイン
開封してまず受けた印象が、「めっちゃ高級感あるやん…」でした。

後述しますが、これまで僕はXiaomiのMijia Liteを使用していましたが、比較してみるとメタリック感あるグレーのデザインがとても高級感を感じます。
Appleの20万円以上する高級モニター「Studio Display」に設置しても、Appleの美しいデザインを損なうことなく設置することが可能です。

間接照明が心地よい
ScreenBar Haloのモニター設置箇所には「間接照明」が備わっており、ムードのある空間を作り出すことが可能です。
例えば、部屋の照明を落としてScreenBar Haloの間接照明のみを点灯させ映画鑑賞をすると、非常に雰囲気のある空間で映画鑑賞が可能です。

また、フロントライトと同時に点灯させることができ、より広範囲を照らすこともできます。
お気に入り機能が便利なリモコン
ScreenBar Haloのリモコンは中央の電源ボタンのほかに、5つのボタンが搭載されています。

左上には色温度を調節するボタン、右上には輝度を調節するボタン、左下にはオートで輝度と色温度を調節してくれるボタン、右下には好みの色温度と輝度を登録できるボタン、中央下には間接照明とメインライトの切り替えボタンがあります。
時に便利だなと感じたのはお気に入りボタンで、作業に集中したい時は眠くならないように少し明るめの環境で作業をするのですが、その時の明るさをお気に入りに登録しておきことでいつでも集中モードに切り替えることができます。
BenQ ScreenBar Haloの気になるポイント
ここまでScreenBar Haloの特徴を紹介してきました。
ここでは、ScreenBar Haloを実際に使用している中で気になったポイントを紹介していきます。
リモコンの操作に一手間必要
以前まで使用していたXiaomiの「Mijia Lite」のリモコンは、回転させることで照度の変更、押しながら回転させることで色温度の変更ができます。
一方、ScreenBar Haloは一度手をかざしてセンサーが反応してから出ないと、リモコンの操作ができません。

説明書では2センチ以内に近づけた際に反応すると記載があるのですが、反応しないことも度々あるので、ここは不便に感じます。
WEBカメラが設置できなくなってしまう
これはもう仕方のないことですが、ScreenBar Haloを含むモニターライトを設置することで、WEBカメラがモニターに設置できなくなります。
下図のようにモニターライトに上に設置することも可能ですが、不安定なのでちょっとの振動ですぐにずれてしまいます。

モニターライトの上にWEBカメラを設置したい場合は、「ScreenBar Halo ウェブカメラアクセサリー」を装着することで角度の調整がしやすくなります。
ScreenBar Haloの上部に付属のマグネットシートを取り付けることで簡単にマウントすることができます。



装着は簡単に行えるようになりますが上からの角度になってしまうので、写りを気にするのであれば別途三脚などを使用することをおすすめします。
格安のモニターライト「Xiaomi Mijia Lite」と比較して

僕はこれまでXiaomiの格安モニターライト「Mijia Lite」を使用してきました。
Mijia LiteはAliExpressという中国のサイトで購入すれば、6000円台で購入することが可能です。
せっかくなので、1万円以下で購入することができ「Mijia Lite」と、2万円近くする「ScreenBar Halo」を比較してみました。
間接照明
Mijia LiteとScreenBar Haloの違いの一つに、間接照明の有無があります。
Mijia Liteは前面部のメインライトのみですが、ScreenBar Haloには背面に間接照明が搭載されています。

これにより、単純な照明機能だけでなく、映画鑑賞など雰囲気のある空間を作り出すことができます。
僕はリモートワーク中心の業務形態なので、仕事とプライベートの切り替えを間接照明で行うようにしています。
仕事後リラックスして動画鑑賞などが行えるように、間接照明だけで動画を見たり作業をしたりしています。
自動調光

これもScreenBar Haloならではの機能ですが、自動調光機能があります。
Mijia Liteを使用していた頃は基本的にはいつも同じ照度で変えることはなかったですが、時間帯によってオート機能を使用することで最適な明るさにしてくれるので、目が疲れにくくなりました。
リモコンの違い
Mijia LiteとScreenBar Halo、どちらもコードレスのワイヤレスリモコンですが、操作方法に違いがあります。

Mijia Liteはシンプルなデザインで回転させることで照度の変更、押し込みながら回転させることで色温度を変えることができます。
一方ScreenBar Haloには、5つのタッチボタンが搭載されており、照度や色温度の変更だけでなく前述したオートでの自動調光や自身の好みの明るさを登録しておきことができるお気に入り機能が可能です。
Mijia Liteのリモコンは黒一色のリモコンですが、ScreenBar Haloはモニターライトと同じグレー系のと黒色の2色になっておりデザイン性も良いです。
また、ScreenBar Haloのリモコンは傾斜があり、操作性が良いです。


最高の作業環境にはBenQ ScreenBar Haloは最高のアイテム

ScreenBar Haloは2万円近くもする、高級モニターライトです。
同メーカーのScreenBar Haloや、ScreenBar Plusは1万円台で購入できます。
ですが、デザイン面、機能面のどちらをとってもScreenBar Haloは値段を出す価値があります。
最高のデスク環境を構築したい方は、ScreenBar Haloを是非導入してみてください。

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