つい先日、引っ越したばかりでしたが、引っ越して家具を搬入して数日経った頃、ある異変に気がつきました。
なんと、大きめの家具を置いていたところの床が凹んでいたのです。
確かに、僕が引っ越した物件はペット向けの物件で、ペットのケージ用のスペースなどがあり、床もペットに考慮してクッションフロアになっています。
しかし、僕が使用しているFLEXISPOTのデスクは28kgと非常に重たく、退去時に傷や凹みなどの対象になってしまう心配がありました。
ラグなども検討しましたが、ラグは夏場蒸れる心配もありましたので断念することにし、今回はクッションフロア導入することにしました。
本記事では、クッションフロアの選び方、そして張り方を紹介しています。
クッションフロアの選び方
今回クッションフロアを購入する上で、いくつか条件がありました。
- 引っ越した直後だったのでなるべく安く済ましたい
- 難しくなく、手軽にDIYできる
- 色や種類が豊富なもの
安価なクッションフロアを購入したい
引っ越しをした直後ということと、思わぬ出費になってしまうということでなるべく安く済ましたいという思いがありました。
今回、クッションフロアでDIYするのは、2.3畳の仕事部屋のみだったので、5,000〜10,000円以内で購入することができるクッションフロアが良いと考えていました。
いろいろ探した結果、コスパが一番良さそうだったのが東リのクッションフロアです。
1820mmの縦幅で10cm単位で購入することができ、10cmでわずか123円という脅威的な安さでした。
僕の部屋なら、縦幅は1820mmあれば余裕で足りるので、横幅用を少し長めに購入し220cm購入しました。
それでも、2,706円で購入することができました。
6畳程度の部屋であれば5,000円ほど、10畳程度の部屋であっても10,000円以内でクッションフロアを購入することが可能です。
この他にも、僕が購入した「DIYSHOP RESTA リスタ 楽天市場店」では、サンゲツやシンコール、リリカラなどのメーカーのクッションフロアを購入することができます。
難しくなく、手軽にDIYできるのがいい
初めてのクッションフロアを導入するので、難しいことはなく手軽に導入できるものが良いと考えていました。
また、2.3畳と狭い部屋ですが、一人暮らしのため一人で作業する必要もありました。
東リのクッションフロアは、塩化ビニールの素材でできているので簡単にカッターやハサミできることができます。
塩化ビニールなので、水拭きなど手入れも簡単にでき、万が一飲み物をこぼしてしまっても中に染み込んでしまうという心配もありません。
ラグやチェアマットは手入れが面倒なこともあるので、この点はクッションフロアを導入するメリットでもあります。
また、詳しくは後述しましが、両面テープで簡単に貼り付けることが可能なので、賃貸の場合は退去時の修復についても心配は必要ないのもポイントです。
ボンド | 両面テープ |
---|---|
狭い場所以外は、基本的に低コストで手間が少ない 貼った直後は、置きなおしや微調整ができる 周囲の汚れに気を付ける必要がある | トイレなどの狭い場所なら、費用や手間が少ない 作業が簡単で、一人でもできる 一度貼ってしまうと貼り直しができない |
色や種類が豊富なもの
一部の部屋や部屋の雰囲気を変えたい場合など、選択肢が多い方がいいですよね。
僕の家はグレージュっぽい、一般的ではないフリーリングの色をしているので、その色に合わせて仕事部屋の床の色も調整する必要がありました。
東リのクッションフロアは、フローリング調のクッションフロアでも白調のものからウッド調、また僕が購入したようなグレー系の色まで多数のラインナップがあります。
この他にも、大理石風やシンプルな一色のものなど、さまざまなクッションフロアから選ぶことができます。
シックでかっこいい部屋にするなら、プレーンを選択して暗めの床に張り替えるとおしゃれな部屋になると思います!
賃貸でも安心できるクッションフロアの貼り方
前述しているように、クッションフロアはボンドで貼る方法と両面テープで貼る方法の2通りがあります。
ボンドは低コストかつすぐにくっつかないので失敗してもリカバリーができる反面、設置時の汚れや賃貸の場合は退去時に現場復帰ができない可能性があります。
両面テープは狭い箇所であればコストも少なくマスキングテープの上から貼ることで退去時も現場復帰が可能です。
一方で両面テープなので、一度貼り付けてしまうとなかなか剥がすことができないので、一発勝負というドキドキ感もあります。
今回僕は、2.3畳と手狭の部屋ということと賃貸ということもあり、両面テープを使用した方法で貼り付けることにしました。
1. 購入するサイズを計測する
まずは、どのくらいの大きさの床材が必要なのか、シュミレーションを行います。
部屋の寸法を測り、サイト上にある「クッションフロア自動計算」を使用します。
フローリングタイプを購入する場合は、縦向きが良いのか、横向きが良いのかによっても購入する長さが異なります。
僕は、どちらでもよかったので少しでも安く済ませるために、横向きで「2.2m」購入することにしました。
2. マスキングテープを貼っていく
賃貸の場合は退去時に無駄な請求をされないように両面テープを貼る前にマスキングテープなどで養生することをおすすめします。
クッションフロア用の両面テープは幅が広いので、幅広のマスキングテープを購入する必要があります。
ノリが残りにくということで、僕はこちらのテープを購入しました。
部屋を一周囲うようにマスキングテープを貼っていきます。
段差がある箇所などもしっかりと切り込みを入れるなどして調整します。
次に、格子状にマスキングテープを貼っていきます。
決まりはないですが50cm間隔くらいで貼ると、しっかりと貼り付けられます。
3. 床用の両面テープを貼る
マスキングテープを貼った上から、両面テープを貼っていきます。
マスキングテープ同様に出っ張りなどはきちんと合わせてカットします。
4. 床材を貼っていく
まずは、適当に中心になるように床材を両面テープの上に置きます。
「1. 購入するサイズを計測する」で計測したサイズは、少し余るように設定されているので端の方は余るのが正解です。
いっきに全てのテープを剥がしてしまうと貼るのが大変になるので、端から徐々に貼っていくと綺麗に貼ることができます。
全ての両面テープを貼り終えることができたら、余っている箇所をカッターやハサミなどでカットしていきます。
段になっているとこはカットが難しいので、こちらの記事を参考にしました。
今回僕は通常のカッターとハサミのみ貼り付けを行ったのですが、真っ直ぐに切れなかったりしたので、リビングなどある程度の広さの部屋でやる場合は、クッションフロアカッターと呼ばれるような工具を使用した方がスムーズに作業を行うことができると思います。
雰囲気を変えたい、おしゃれな部屋にしたならクッションフロアはおすすめ
今回初めてクッションフロアを導入してみましたが、思ったよりも簡単に貼ることができ値段も安く済ませることができたので非常に満足度は高かったです。
クッションフロアを一枚敷くだけで部屋の雰囲気も変わりますし、おしゃれな部屋に一気に早変わりします。
気分を変えたい、部屋をおしゃれにしたいという方は導入を検討してみてください。