近年、独立型のランバーサポートを採用したオフィスチェアが徐々に増えてきています。
独立型のランバーサポートは人間が自然な姿勢で座ることを最適にサポートしてくれる方法の一つで、様々なメーカーから販売され始めています。
今回紹介するSIHOO Doro C300 Proは、独立型のランバーサポートを採用したオフィスチェアの中でコストパフォーマンスが高く、Amazonのセールなどを活用すると5万円台で購入することができます。
ただ5万円台といっても決して安い買い物ではありません。本記事ではSIHOO Doro C300 Proについて詳しく紹介していきますので、購入の際の参考にしてみてください。
SIHOO Doro C300 Proの特徴

Doro C300 Proは大きく以下の特徴があります。
- 高級感あるデザイン
- 調整機能が豊富
- 自動応答ランバーサポート
- アームレストがリクライニングに連動する
- メッシュ素材で夏でも蒸れにくい
それぞれの特徴について詳しく紹介していきます。
スペック一覧
Doro C300 Proのスペックを下位モデルであるDoro C300と比較して紹介します。
SIHOO Doro C300 Pro | SIHOO Doro C300 | |
---|---|---|
ヘッドレスト | 3D メカニカル ヘッドレスト | 3D メカニカル ヘッドレスト |
メカニズム | スプリング システムを備えたスマートな重量感知メカニズム | スプリング システムを備えたスマートな重量感知メカニズム |
メッシュ素材 | 高弾性ウェーブ メッシュ | 高弾性ウェーブ メッシュ |
ランバー サポート | 自己適応型ダイナミック ランバー サポート | 自己適応型ダイナミック ランバー サポート |
アームレスト | 6D コーディネート | 4D コーディネート |
座面の高さ | 46.5 – 56.7 cm | 41 – 49.5 cm |
座面の幅 | 51.5 cm | 51 cm |
座面の奥行の調整 | 2.5 cm | – |
リクライニング角度 | 105°、120°、135° | 110°、120°、130° |
重量 | 23.30 kg | 23.20 kg |
最大推奨体重 | 136 kg | 136 kg |
価格 | 74,999円 | 61,999円 |
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高級感あるデザイン

Doro C300 Proは非常に高級感あるデザインをしています。
全体がホワイトとグレーを基調としておりミニマルなデザインながらも、脚部はステンレス製になっておりシンプルなデザインの中に高級感があります。

僕はデスクをホワイトのデバイスを中心に構成していますが、全体がホワイトで座面や背面がグレーですので、ホワイトのデスクにもいい感じにマッチします。
ホワイトの他にブラックも選択できますので、デスク環境に合わせて選択できます。


調整機能が豊富
Doro C300 Proは調整できることが非常に豊富なオフィスチェアです。
これまで10脚近くのオフィスチェアやゲーミングチェアを使用してきましたが、その中でもダントツで調整できる箇所や幅が多いです。
調整できる箇所のそれぞれについて紹介していきます。
ランバーサポートの位置
Doro C300 Proの特徴とも言えるのが、背もたれを上下に調整することができます。
座高が高くランバーサポートが上手くフィットしないという方であっても、4段階で高さの調整ができるので様々な体型に合わせることが可能です。


僕は座高が高めで体型に合わないオフィスチェアが多いのですが、Doro C300 Proはしっかりと腰にランバーサポートをフィットさせることができます。
アームレスト

近年は高価なオフィスチェアやゲーミングチェアで4Dアームレストという機能を目にしますが、Doro C300 Proはさらに上位ランクの6Dアームレストとなっています。
上下、前後、内外、左右、角度に加えて、リクライニングの角度と連動して角度は変わります。
これだけ調整幅が豊富なので、デスクワーク、ゲーム、リラックスなど様々なシチュエーションに合わせて調整が可能になっています。
ヘッドレスト
ヘッドレストは前後、上下、さらには角度の3段階で調整が可能です。






上下に4.5cm、前後6.5にcmと20°の角度調整ができ、様々な体型や姿勢に合わせて調整することができます。
リクライニングした際など姿勢が変わっても、どの位置でもフィットするように調整が可能になっています。
座面の奥行
座面の高さだけでなく、座面の奥行調整も可能です。


足の長さが長い方は座面に設置している面積が少ないと体圧が分散されず、太もも裏が圧迫されてしまいむくみや冷え性などの原因になってしまいますが、座面の奥行を調整できるので足の長さに応じで体圧を分散させることができます。
膝裏と座面の先端の間に指が2本入る程度がちょうどいいとされているので、自身の体型に合うように調整できます。
リクライニング
リクライニングは、105°、120°、135°の3段階で調整可能です。



最大の135°はいい感じに仮眠できる角度とも言えます。
無制限でリクライニングできるチェアもありますので、必要最低限の調整幅となっています。
自動応答ランバーサポート

Doro C300 Proの快適な座り心地を実現しているのが、自動応答ランバーサポートになります。
メッシュ素材のランバーサポートが身体にフィットするだけでなく、ランバーサポートにバネが組み込まれているので体重をかけることで追従するように身体を支えてくれます。
通常時の姿勢だけでなく、リクライニング時など様々な姿勢に合わせて自動的にフィットするようになっているので、長時間のデスクワークなども快適に身体を支えてくれます。
アームレストがリクライニングに連動する

前章でアームレストがリクライニングの角度と連動して角度は変わると説明しましたが、これによりリクライニング時のスマホ操作などが快適にできるようになります。
上図のような形でリクライニングしたままでもアームレストに楽な姿勢で腕を預けることができるので、スマホを操作したり、本を読んだりとデスクワーク以外の用途でも快適に使用できます。
さらには前述したようにアームレストは上下左右、前後、角度など細かく調整することができるので、内側にアームレストを回転させると長時間のスマホ操作も非常に快適です。
メッシュ素材で夏でも蒸れにくい

チェアを選択する上で、デスクワークやゲーム用途など長時間快適に座ることができるかも重要です。
Doro C300 Proは背もたれ、座面、ヘッドレストと身体の接地面すべてにメッシュ素材を採用しています。
これにより夏場でも蒸れを気にすることなく、長時間快適に座ることができます。
メッシュ素材の座面を採用したオフィスチェアに座るのは初めてで座り心地に不安があったのですが、柔らかすぎずしっかりと反発するよう弾力性があるので、快適に座ることができます。
SIHOO Doro C300 Proの気になるポイント・デメリット
Doro C300 Proをしばらく使用していて、気になるポイントがいくつかあったので紹介します。
アームレストの高さが気になる

座面の高さやアームレストの高さを最低まで低くしても、床上68cmほどとかなりの高さがあります。
僕の家では高さ70cmのデスクがあるのですが、デスク下のフレームなどが干渉しアームレストの高さを最低まで低くしてもDoro C300 Proを収納することができませんでした。
近年はスタンディングデスクなどデスクの高さを調整することができデスクも増えてきていますが、デスクの一般的な高さは70cmとなっており、70cmの高さのデスクでは収納することができない場合があるので、もう少し低くできると良かったです。
調整が難しい

アームレストやヘッドレスト、背もたれなど様々な調整ができるのですが、1段階ごとの調整が難しく、あと1段階だけ調整したいのに2つずれてしまったりします。
また、4段階の調整ができる場合、5段階目は0にリセットされてしまうので、4段階目に調整したい場合でも5段階まで行き過ぎてしまいまた1段階目から調整みたいなことが多々あります。

最終段階で1回ロックがかかり、さらに調整すると0にリセットされるといったような仕様なので、調整がもう少し楽にできると良いなという印象です。
SIHOO Doro C300 Proは調整の幅が広くどんな体型にも合うオフィスチェア

今回、Doro C300 Proを1か月ほど使用していて感じたのは、本当に調整の幅が広く、どんな体型にも合うオフィスチェアだと思いました。
僕は座高が高く、さらには姿勢が悪いので市販のチェアでは中々合うものが少ないのですが、ランバーサポートの位置まで調整することができるので、他社のオフィスチェアと比較してフィット感が全然違います。
これまで体型に合うチェアが見つけられなかった方も、SIHOO Doro C300 Proもしかするとはぴったり合うチェアになるかもしれません。
デスクツアー記事を参考にデスク周りを快適にしよう!

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リモートで仕事を行なっている僕が厳選して紹介しているので、デスク環境が快適になること間違いなしのアイテムばかりです。
是非、参考にしてみてください!

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