笑えて泣ける。家族って素晴らしいと気づかせてくれる映画「リトル・ミス・サンシャイン」




作品紹介

公開日:2019年5月31日(日本:2006年12月23日)
原題:Little Miss Sunshine
配給: フォックス・サーチライト・ピクチャーズ
監督: ジョナサン・デイトン/ヴァレリー・ファリス
脚本: マイケル・アーント
キャスト:グレッグ・キニア、スティーヴ・カレル、トニ・コレット、ポール・ダノ、アビゲイル・ブレスリン、アラン・アーキン

5年ぶりに「リトル・ミス・サンシャイン」を観た。
久々に観ても良い映画だなと思ったので、レビューしたいと思う。

監督は夫婦で映像制作を行っている「ジョナサン・デイトン&ヴァレリー・ファリス」である。
2人はミュージックビデオの製作もしており、オアシス、レッド・ホット・チリ・ペッパーズなどの大物ミュージシャンのミュージックビデオも手掛けている。

脚本は「マイケル・アーント」が担当しており、本作で第79回アカデミー賞の脚本賞を受賞している。
マイケル・アーントは本作で高く評価され、「トイ・ストーリー」シリーズの10年ぶりの新作となる「トイ・ストーリー3」の脚本家として抜擢された経験もある。
さらには、「スター・ウォーズ」シリーズの待望の新作となった「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」の脚本も担当している。

本作は世界興行収入は1億ドルを超え、第79回アカデミー賞では作品賞を含む4部門でノミネートされ、脚本賞と助演男優賞にてオスカーを獲得している。
そのほかにも英国アカデミー賞など多数の映画祭で受賞している。

また、本作で象徴的に描かれている黄色のフォルクスワーゲンも注目のポイントである。
ニューメキシコ州からカリフォルニア州までの800マイルの道のりを、1台のマイクロバスが支える。
途中でギアが故障し手で押しながら発進しなければいけなくなったりと、物語の中心にはマイクロバスがある。
脚本家のマイケル・アーントが幼少期にフォルクスワーゲンのマイクロバスで長距離旅をしたことがあり、脚本に反映されているらしい。

ストーリー

田舎町アリゾナに暮らすフーヴァー一家。その家族は、どこかうまくいっていない。
人生の勝ち組になることだけに没頭する父親、ニーチェに倣って信念で沈黙を貫く兄、ゲイで自殺未遂の叔父、ヘロイン吸引が原因で老人ホームを追い出された不良ジジイ、そしてバラバラ家族をまとめようと奮闘する母親。
そんなとき、ちょっぴり太っている娘のオリーブが、ひょんなことから全米美少女コンテストの地区代表に選ばれたのだ。
全米美少女コンテストが開催されるカリフォルニア州までの家族旅が始まるのだが…。

見どころ

本作の見どころは、バラバラな家族が幾度となる困難を乗り越えながら、旅をしていく中で生まれる「家族愛」である。

個人的には兄のドウェーンと妹のオリーブの兄弟愛が素敵だと思った。

旅の途中、ドウェーンはパイロットになるという夢があるのだが、ある事情で諦めなくてはならなくなってしまう。
現実を受け入れられなく発狂し、「みんな嫌いだ!」と家族に向かって叫び、ここに置いて行けと言いその場に座り込んでしまう。
そんなドウェーンに対し、何か言うわけでもなくそっと肩を寄せ隣に座るオリーブ。
ドウェーンもそれ以上怒ることなく、「行こう」と一言。

セリフで何か語るわけでもなく、心が通じ合った瞬間であった。
このシーンは本当に素敵なシーンである。

クライマックスでは登場人物それぞれの良さがあり、心温まるラストになっている。

まとめ

人間、誰だって悩みくらいあるけど、それを家族で共有しあえれば素晴らしいことだと思う。
そんな事を、教えてくれる映画である。

登場人物それぞれにスポットを当てているけど、特に子供達が素敵。
兄妹っていいなって思わせてくれる。

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作品・ポスター画像:TM & ©2006 Twentieth Centry Fox. All rights reserved.

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